小泉孝太郎、『紅の豚』登場の飛行艇“サボイアS-21”のアート作品大興奮「ポルコ・ロッソが乗っていそうな感じがする」
2025年5月27日(火)11時34分 オリコン
『ジブリの立体造型展』開会セレモニーに出席した小泉孝太郎 (C)ORICON NewS inc.
グレーのスーツ姿で登場した小泉は、日本テレビ系の番組『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』で、本展で展示される映画『紅の豚』に登場する飛行艇”サボイアS-21”の木製アート作品の制作過程を取材。セレモニーには、”サボイアS-21”の木製アート作品を制作したマーブリングファインアーツ・伊原弘氏も登壇した。小泉は「立体造形物の神様と呼ばれる伊原さんにお会いできただけでもうれしかったのですが」としたうえで、1番驚いたこととして「設計図がない」と紹介。「設計図は伊原さんの頭の中だけにあるんです。工房のスタッフの優秀な皆さんが、伊原さんが何を考えて何をイメージしているのかを感じ取る」とし「本当神業ですよね。設計図がなく、これだけの美しいサボイアを作り上げる伊原さんはじめ職人のみなさんに本当に感動しました」と目を輝かせた。
サボイアS-21の魅力については「本当に美しいフォルム、美しい赤。実際にはいませんが、ぽオルコロッソが乗っていそうな感じがするんですよ。伊原さんはじめプロフェッショナルな方々の作品というのは、想像力を掻き立ててくれると痛感させられました」とし、本展の展示物の中でも「その場から動きたくなくなったのはサボイアでしたね。時間が足りない。プライベートでも来たいです」とすっかり魅了された様子の小泉。小泉からの絶賛の嵐に、伊原氏も恐縮しつつも緊張でこわばっていた表情を少しゆるませた。最後には「家族連れでしたら、お子さんよりも大人がこの世界にどっぷりハマってしまうかもしれません」とアピールし、「多くの皆さんに足を運んでいただきたいと思います」と呼びかけた。
本展は、「海を渡った熱風」をテーマに、世界中で愛されるスタジオジブリ作品を海外パートナーたちがどのように届けていったのかを辿りながら、映画の名場面を立体造型物で紹介する展覧会。立体造形物展は2003年に始まった本格的なスタジオジブリ展の原点であり、進化を遂げて22年ぶりに東京に帰ってくる。
本展は、きょう27日〜9月23日に東京・天王洲の寺田倉庫にて開催される。
セレモニーにはほかに、スタジオジブリ代表取締役社長および日本テレビ放送網代表取締役社長執行役員・福田博之氏した。