橋下徹氏 斎藤知事に「また第三者委員会の報告を無視するのか。県議会は腹括って知事に不信任を...」
2025年5月27日(火)16時3分 スポーツニッポン
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が27日、自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書を作った元県幹部の私的情報を井ノ本知明元総務部長が県議らに見せたとされる問題で、県の第三者委員会が27日、調査報告書を公表、井ノ本氏が県議3人に漏えいしたと認定し「知事や元副知事の指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいを行った可能性が高い」と結論づけたことに言及した。
斎藤氏は昨年8月、漏えいについて「私自身が指示、または関与したことはない」と記者団に説明していた。県は報告書を受け、同日中に井ノ本氏への懲戒処分を発表する見通し。
橋下氏は「兵庫知事が情報漏洩指示か 報告書」と題された記事を引用し「いよいよ来たね。こんな疑惑が生じること自体、権力者・知事失格だ。自分を批判してきた告発潰しに執念。こういう権力行使をやる人物だろうということは当初から推察できた」と指摘。
続く投稿で「斎藤さんは、また第三者委員会の報告を無視するのか。兵庫県議会は腹括って知事に不信任を突きつけろ!こんな卑怯な手を使った可能性が大きい知事をそのままにしておくのか!」とつづった。
さらに続いて「斎藤さんの県庁内部の顔と、住民に対する顔とのギャップ。恐ろし過ぎる」と投稿した。
弁護士3人による第三者委の報告書では井ノ本氏が昨年4月、印刷した私的情報資料を会派控室で県議3人に示し、内容の一部を口頭で述べるなどしたと認定。井ノ本氏が行為を認めた上で「知事や元副知事の指示に基づき、部長の職責として正当業務を行ったに過ぎない」とする弁明書を県に提出したことも明らかになった。