ふかわりょう 50歳でR―1初参戦の理由 30年経っても残る「後ろめたさ」が「挑戦への原動力」
2025年5月27日(火)11時12分 スポーツニッポン
お笑いタレントふかわりょう(50)が26日深夜、テレビ朝日「耳の穴かっぽじって聞け!」(月曜深夜1・58)に出演。芸歴30年で初参戦したピン芸人日本一決定戦「R—1グランプリ」を振り返った。
昨年8月19日、50歳の誕生日にR—1参戦をSNSで突然宣言。昨年11月の1回戦から今年2月の準決勝まで5回ステージに立ち、趣向が違うネタ4種類を披露した。
参戦を宣言した当時、「この歳で賞レース参戦は凄い」と反響があったが、ふかわは「特別なことをしていた意識はなく、むしろこれまで怠ってきた償いの気持ちも少なからずありました」と告白。
「そのことへの後ろめたさは30年経ってもなお残っており、挑戦への原動力にもなりました」と説明した。
テレビの世界に憧れ、20歳でデビューしたが「スムーズにテレビの中に入ることができたことで、お笑いライブでネタを披露することを早々に退いてしまいました」と回想。
「目の前のお客さんを笑わせる。こんなシンプルなことをこれまで怠ってきた私にとって、若手たちに混ざってネタをやり、笑いや拍手を浴びることはあまりに新鮮で、貴重な時間でした」といい、「笑いの量と面白さが比例するとは限らない。そんな考えを持っている私が、笑いの量がすべてとも思われる賞レースで戦うことで、芸人としての筋肉が鍛えられた気がします」と感想を伝えた。