眞栄田郷敦、舘ひろし主演『港のひかり』出演決定! 「すごく気合いの⼊る現場でした」
2025年5月28日(水)6時0分 クランクイン!
本作は、過去を捨てた元ヤクザと⽬の⾒えない少年との⼗数年を描く、年の差を超えた友情と再会の物語。昨年に公開され数々の映画賞を総なめにした映画『正体』にて第48回⽇本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道⼈監督とキャメラマン・⽊村⼤作が初タッグを組み、北陸の港町を舞台にした完全オリジナル脚本の作品だ。
主⼈公の元ヤクザの“おじさん”を演じるのは、7年ぶりの単独主演作となる舘ひろし。盲⽬の少年・幸太を歌舞伎界の新星、尾上眞秀が演じる。
眞栄⽥が演じるのは、⽬の⾒えない少年・幸太の12年後の成⻑した姿。不遇の境遇で絶望の淵にいた少年は、舘ひろし演じる元ヤクザのおじさんが“ある⽅法”によりお⾦を⼯⾯したおかげで⽬が⾒えるようになった。しかし、⽬が⾒えた先におじさんはいなかった。優しく強いおじさんはどこに行ったのか、どんな優しい顔なのか知らぬまま⼤⼈になった⻘年は、「実は、おじさんは元刑事だったんだ」という⼩さなうそを信じ、⾃分に光をくれた憧れの⼈を追いかけるように刑事になる。
眞秀が演じる少年・幸太と⼆⼈⼀役を演じた眞栄⽥は「尾上眞秀くんの⽣のお芝居や映像を⾒させていただき違和感のないように幸太を引き継ぎたいと思っていました」と、撮影に⼊る前に尾上の演技を⾒て⾃⾝の演技に反映していたことを明かした。初の藤井組への参加や舘との共演に関しては「映画『ヤクザと家族 The Family』を⾒て、藤井監督や舘さんとずっとご⼀緒したいと願っていました。今回そのお⼆⼈と同時にご⼀緒できる機会をいただきすごく気合いの⼊る現場でした」と本作に賭ける並々ならぬ思いを語った。
また、初のフィルムでの撮影には「キャメラマンには⽊村⼤作さん。35mmフィルムでの撮影は普段の現場にはない集中⼒と緊張感でした」と慣れない撮影⼿法への苦労があったことを回顧。役作りについては「少年時代におじさんから⾒せられた強さと優しさをずっと追いかけて⽣きてきたであろう、描かれていない⼗数年もしっかり⻘年幸太に乗せて演じられるよう意識しました」と語り、「誰かのために⽣きる美しさを感じられる映画になっていると思います」と感動ヒューマンドラマとしての完成度に⾃信を⾒せている。
劇中での様⼦をとらえた場⾯写真も解禁。舘が演じる“おじさん”こと三浦と⼀緒にベンチでたたずむ様子や、港町を背景に寂しい表情でどこか遠くを⾒つめる眞栄⽥演じる幸太の姿、刑事として拳銃を構える姿が初公開された。また、眞秀演じる少年・幸太と“おじさん”、眞栄⽥演じる⻘年・幸太と“おじさん”それぞれが海をバックに語らう⼆つの時代を感じさせる写真も初解禁。⻑い年⽉でおじさんと幸太の絆がどのように変化し、再会したのか、拳銃を構えどんな事件に巻き込まれるのか、本作のストーリーを期待させるスチールとなっている。
映画『港のひかり』は、11月14日より全国公開。
※眞栄⽥郷敦のコメント全⽂は以下の通り。
<眞栄⽥郷敦コメント全⽂>
2021年に公開された映画『ヤクザと家族 The Family』を⾒て、藤井監督や舘さんとずっとご⼀緒したいと願っていました。今回そのお⼆⼈と同時にご⼀緒できる機会をいただきすごく気合いの⼊る現場でした。そしてキャメラマンには⽊村⼤作さん。35mmフィルムでの撮影は普段の現場にはない集中⼒と緊張感でした。僕が演じさせたいただいたのは両親を事故で失い、同時に視⼒も失った少年が元ヤクザのおじさんに⽣きる光をもらい、⻘年へと成⻑した⼤森幸太です。少年時代の幸太を演じられた尾上眞秀くんの⽣のお芝居や映像を⾒させていただき違和感のないように幸太を引き継ぎたいと思っていました。そして、その少年時代におじさんから⾒せられた強さと優しさをずっと追いかけて⽣きてきたであろう、描かれていない⼗数年もしっかり⻘年幸太に乗せて演じられるよう意識しました。誰かのために⽣きる美しさを感じられる映画になっていると思います。