オダギリジョー『THE オリバーな犬』映画、9.26公開! 特報&ティザービジュアル公開
2025年5月28日(水)7時0分 クランクイン!
本作は、オダギリジョーが脚本・演出・編集を務めて2021年にNHKで放送され、22年にはシーズン2が放送されたテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の劇場版。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒とタバコと女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には犬に見えている)、しかもその着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定だ。
ティザーポスターは、出演者でもある永瀬正敏がオリバー(オダギリジョー)を撮影した写真を起用したビジュアル。狭間県警の鑑識課に属する警察官・青葉一平とその相棒の警察犬オリバーが、次々と発生する不可解な事件に立ち向かう本作。一平に見えるオリバーは、酒とタバコと女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんだが、時折みせる鋭い感覚やメタ発言で事件を解決に導いてくれる良き相棒。ティザーポスターでは、そんなオリバーの何かを内に秘めた怪しさと、獲物を狙う鋭さを感じさせる1枚となっている。
特報では、オリバー「こんなしょーもない映画、カンヌやベネチア行かねーからな」、一平「え、そーなの?」、オリバー「ほら、行こうとしてんじゃん」、一平「いやいや、別にしてないよ」、(散歩を放棄して座り込むオリバーに)一平「座るなよ」、オリバー「映画だからって、もうちょっとテンションあがっちゃてる」、一平「はぁ〜〜〜」といった、散歩中の一平とオリバーのボケとツッコミともいえる通常営業の会話を切り取っているが、このわずかなシーンだけでも本作の世界観を感じることができる。
そして特報のナレーションを務めるのは、芸人のひょうろく。バラエティー番組、YouTube、ドラマなどさまざまなフィールドで活躍中の、いま波に乗っているひょうろくが、映画の予告ナレーションを初担当した。
ナレーション収録時には、ひょうろくには事前に知らせずオダギリ監督も立ち会いを行ったのだが、収録ブースに入るなりオダギリジョー監督がいることに驚き、「おぉ、、」と声がもれてしまう。その後もちょっぴり緊張気味のひょうろくだったが、独特な間でひょうろくらしさあふれるナレーションを行った。
映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』は、9月26日より全国公開。