ブラザー・コーン 紅白初出場の舞台裏明かす オファーは放送わずか6日前「急にコロッと変わって」

2025年5月28日(水)15時25分 スポーツニッポン

 音楽デュオ「バブルガム・ブラザーズ(BGB)」のブラザー・コーン(69)が28日放送の文化放送「くにまる食堂」(月〜木曜前9・00)に生出演。NHK紅白歌合戦の初出場舞台裏を明かした。

 1983年にブラザー・トムとともに結成。91年に「WON'TBELONG」が大ヒットし、同年、紅白歌合戦にも初出場した。

 紅白について聞かれたコーンは「(年末に)僕らニューヨークに仕事に行ってて。紅白決まってなかったんですね。マディソン・スクエア・ガーデンの前のホテルだったんですけども、夜、ぼーっとしてバーで飲んでたら、レコード会社のプロデューサーが“コンちゃん、トムちゃん。ちょっと落ち着いて聞いて”って。“何ですか、それ?早く話してくださいよ”って言ったら。“コンちゃん、トムちゃん、紅白歌合戦、出たい?”って。“いや、出たいもなにもまた来年じゃないですか。それだったらたぶん僕らは出れないですよ”って」とやり取りを明かした。

 「散々、自分らのファンには“いや、紅白なんて、もう俺らは出なくて、もういいんだよ。俺たち紅白目指してないから”とか偉そうにずっと言ってたんですよ。どうせ出られないと思ったから。そうしたら、“それがNHKからオファーが来たんだよ”って。“オファーが来たって、あと紅白まで6日ですよ。出られるわけないじゃないですか。ドッキリですか?”とか言ったら“違うんだ。実はHOUNDDOGさんが辞退した”って言うんですよ」とした。

 「それで“いや、マジで言ってんの?““マジだよ。だから返事、返事を明日中にしなきゃなんないんだよ”って。していたら“紅白なんて”って言ってた2人が“出るに決まってんだろ”って、2人口揃えて。で、急にころっと変わって」と笑った。

 「とにかく東京に戻んなきゃなんないから、ニューヨークの仕事もちょっと残ってたんですけども、とりあえず、来年持ち越そうみたいな話をつけてもらって」とコーン。「帰ったとしても衣装はない。全然用意してませんから。それで昔は紅白の出場歌手だけが出ているテレホンカードがあったんですけど、それには僕ら出てない。そういうのももらったんですけど、トロフィーはバンドも全員もらえるんですよ、紅白って。だからバンド全員がトロフィーもらって、みんな大喜びしてくれて。親戚も大喜びしてくれるだろう、みんな大喜びしてくれるだろうっていう気持ちを込めて、行ったんですけど。その時にXJAPANが初登場とか、とんねるず初登場とか、鈴木雅之君もいて、仲間がいっぱいいて、凄い楽しかったの覚えてるんですけど」と振り返った。

 初出場となったこの年の紅白で、歌唱後「THANKSTOHOUNDDOG」と叫んだことで話題となった。

スポーツニッポン

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