リウ・イーフェイの発言に再び注目集まる…『ムーラン』ボイコット運動が香港、台湾、タイで展開

2020年9月8日(火)14時30分 シネマカフェ

リウ・イーフェイ Photo by Ian Gavan/Getty Images for Disney

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香港、台湾、タイで「『ムーラン』を観るのは止めよう」と呼びかけるボイコット運動が広がっている。その理由は、長らく公開延期になっていた『ムーラン』が、「Disney+」で配信あるいは国によっては劇場公開が決定し、主演のリウ・イーフェイが昨年「私は香港警察を支持します。叩かれてもいい」と挑発するようなコメントをしたことに再び注目が集まっているためだ。

ボイコット運動の中心となっている1人は、香港民主化活動の元リーダー、ジョシュア・ウォン氏。「ディズニーは北京にこびへつらっている。リウ・イーフェイはオープンに、そして誇らしげに残忍な香港警察を支持している。だから人権を信じているみなさんには#ボイコットムーランを呼びかけたい」とツイート。4万以上の「いいね」を獲得している。

ジョシュア氏と同じく香港の民主活動家のアグネス・チョウ氏が8月に逮捕された際、彼女を味方する人たちは国のために戦うムーランとアグネス氏を重ね、「彼女こそが本当のムーラン」「私たちのムーラン」と声を上げ、香港・台湾・タイの活動家がオンラインで団結。これら3か国の活動家は、4月に3か国で愛されているミルクティーを取り入れたハッシュタグ「#ミルクティー同盟」を使うようになっていた。

タイの活動家のベン・ムアンウォン氏は、「ボイコット運動に参加することは、香港の民主化活動家たちへの連帯感を示すだけでなく、警察の蛮行を支持することはどこであっても許されないということが伝えられると思う」と信念を語っている。

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