三浦透子の“親友”前田敦子や“妹”伊藤万理華ら切り取る『そばかす』場面写真
2022年10月28日(金)17時0分 シネマカフェ
「愛こそすべて」「愛し愛され生きるのが人生の醍醐味」…そんな恋愛至上主義が当たり前でそれを疑わない社会。でも本当に「愛する人と出会い、結婚して、家族を作ること」だけが幸せと言えるのだろうか。
この物語は、恋愛至上主義が常識化した社会を生きるひとりの女性が、恋人を作ることや結婚を勧めてくる周囲と向き合い、自分と向き合い、さらには将来にも向き合いながら、「自分は何者なのか?幸せの形とは何なのか?」を見つめていく、千差万別の幸せのカタチと希望に溢れた新たな“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズのオリジナル作品最新作。
この度解禁された場面写真は、“そばかす”こと主人公・蘇畑佳純(三浦透子)の日常を切り取っている。佳純はチェリストになる夢を諦め、東京から地元に戻り家族と暮らす。蘇畑家の食卓では、結婚を急かす母(坂井真紀)、バツ3の祖母(田島令子)、もの静かな父(三宅弘城)、妊娠中の妹・睦美(伊藤万理華)とその夫(前原瑞樹)に囲まれている。
食卓での会話の内容も、もちろん“恋とか愛”についての会話が繰り広げられる。夫の浮気に気づいている睦美は食卓でその話を切り出し…。さらに会社の同僚から誘われて行った合コンや、母に無理やりセッティングされたお見合い、と“恋とか愛に”振り回される日々にどこか窮屈を感じているような表情が映し出される。
そんな日々を送っていた“そばかす”だが、ある日、元AV女優の同級生・真帆(前田敦子)に再会する。真帆といる時の表情は、なんとも清々しい笑顔でいることができる。佳純にとって真帆は鬱屈とした日々に差した光ともいえる存在であることが分かる。
そのほか、かつて夢中になっていたチェロに再び触れるシーンや、職場である保育園で「シンデレラ」の紙芝居を披露するシーンも。様々な人と交わる中で、佳純は何を思い、どう進んでいくのか。展開が気になる場面写真となっている。
『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。