代理母に襲い掛かる恐怖…アリ・アッバシ監督デビュー作『マザーズ』予告編
2021年12月25日(土)19時0分 シネマカフェ
本作は、第71回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門でグランプリを受賞した『ボーダー 二つの世界』の鬼才・アリ・アッバシ監督のデビュー作で、ベルリン国際映画祭ほか、世界中の映画祭を席捲し『ローズマリーの赤ちゃん』と並び称されたマタニティ・ホラーの最高傑作。
シングルマザーのエレナは、ルイスとカスパー夫妻の家へ住み込みの家政婦としてやってきた。夫妻は資産家ながら、自給自足の生活を目指し、電気も水道も通っていない生活を送っている。幼い息子を実家に預け、出稼ぎにきているエレナには、その生活スタイルは恵まれた者の遊びにも映るが、夫妻の人柄に触れ次第に家族のようになっていく。
そんなある日、エレナはルイスから代理出産を懇願される。息子と一緒に暮らせるアパートを買うと言われ、同情心もあり引き受けるエレナ。しかし、妊娠直後からエレナの体に異変が起きる。お腹の赤ちゃんが自分を殺そうとしているような、妙な違和感を感じるエレナ。果たして彼女に宿ったものとは…?
ロサンゼルス・タイムズ紙「マタニティ・ホラーの最高傑作」、Indie Wire「まるでデイヴィッド・リンチ版『ローズマリー の赤ちゃん』」、ニューヨーク・タイムズ紙「母親たちの無邪気さが何より怖い」、ハリウッド・リポーター誌「名優たちによる 迫真の演技に目が離せない」など、各紙メディアがこぞって絶賛。異色のホラーが6年の時を経て遂に日本上陸する。
『マザーズ』は2022年1月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。