古橋亨梧の移籍決定的!スタッド・レンヌ監督促す「長い時間かけない」
2025年5月11日(日)5時22分 FOOTBALL TRIBE

スタッド・レンヌ所属の日本代表FW古橋亨梧は、5月10日に行われたリーグアンのニース戦でベンチ入り。2024/25シーズン終了後の移籍が決定的とみられる中、レンヌのハビブ・ベイェ監督が同選手の退団を示唆するようなコメントを残した。
フランス『ouest france』が伝えたところによると、ベイェ監督は前節終了時点でリーグアン残留を確定させたため、契約期間が2026年6月まで自動的に延長。ニース戦前、2025/26シーズンに向けての計画を問われると、古橋ら退団を望んでいるとされる選手について、こう語ったという。
「ニース戦と最終節のマルセイユ戦で、来シーズンの構想が決まるだろう。ある種の自然淘汰があり、我々はスタッド・レンヌに残りたい選手たちと協力する必要がある。退団を希望する選手の意見には耳を傾けるべきだし、このタイプの選手とはあまり長い時間をかけないが、それはどのクラブにも当てはまることだ」
一方、リーグアンでここまで6試合の出場にとどまっている古橋の去就を巡っては、4月に代理人が欧州で移籍先を探している可能性が報じられたほか、ブンデスリーガ所属クラブからの関心報道も。フランスメディア『FOOT SUR7』は、レンヌで出場機会が少ない現状を受けて「この状況に彼は怒り心頭」などと選手サイドの不満を伝えた上で、移籍に向かっている可能性を伝えていた。
ベイェ監督は特定の選手に対する言及を避けたが、すでに古橋が退団を希望している可能性が報じられているだけに、一部コメントにある「退団を希望する選手」には日本代表ストライカ−が含まれており、間接的に移籍を促したと考えられる。
レンヌ移籍は同クラブ会長の独断であり、ホルヘ・サンパオリ前監督は獲得を望んでいなかったという古橋。スコットランド1部セルティック復帰の可能性も取りざたされているが、事実上ベイェ監督から2024/25シーズン限りでの退団を許可された格好だ。