米国家安全保障局長を解任…極右活動家「大統領に不誠実だった」、トランプ氏に進言か
2025年4月6日(日)14時18分 読売新聞
ティモシー・ホーク氏(3月25日)=ロイター
【ワシントン=阿部真司】米国防総省は4日、同省傘下の情報機関である国家安全保障局(NSA)のティモシー・ホーク局長を解任したと発表した。同省は声明で、ホーク氏について「長年の貢献に感謝する」と述べるにとどめ、解任の理由は明らかにしていない。
米紙ワシントン・ポストによると、極右活動家ローラ・ルーマー氏が2日にトランプ大統領と面会し、ホーク氏の解任を求めたという。ルーマー氏の進言をトランプ氏が採用した可能性がある。
ルーマー氏は4日、SNSに「ホーク氏はトランプ大統領に不誠実だった。それが解任の理由だ」と投稿した。