トランプ氏、ナチス・ドイツが無条件降伏した5月8日を第2次世界大戦の「戦勝記念日」に

2025年5月8日(木)8時49分 読売新聞

トランプ氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】米国のトランプ大統領は7日、第2次世界大戦でナチス・ドイツが連合国軍に無条件降伏して欧州で戦争が終結した5月8日を「戦勝記念日」と定める布告に署名した。ホワイトハウスで記者団に、「米国がいなければ勝利できなかった。米国以外の皆が祝っている。我々も勝利を祝い始める時だ」と述べた。

 トランプ氏は、欧州諸国が戦勝記念日の準備を進めていることに気づき、米国が祝わないのは「奇妙だ」と感じたと語った。米国は1945年5月以降も対日戦を続けたが、こうした経緯や広島・長崎への原爆投下、日本のポツダム宣言受諾には触れなかった。歴史認識を疑問視する声も出ている。

 トランプ氏は第1次大戦の休戦協定が結ばれた11月11日を「戦勝記念日」と定める方針も示した。この日は「退役軍人の日」として祝日になっている。

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