プーチン氏、越境攻撃受けたクルスク州を視察…奪還作戦終了後初めて・建設中の原子力発電所など見学

2025年5月21日(水)21時34分 読売新聞

 ロシアのプーチン大統領は20日、ウクライナ軍の越境攻撃を受けていた露西部クルスク州を視察した。露政府が同州奪還を4月下旬に主張して以来、初の訪問となる。プーチン氏は「ウクライナ軍は国境を越えようと攻撃を仕掛けている」と述べ、国境地帯で攻防が続いていると明らかにした。

 露大統領府が21日に発表した。プーチン氏は州内で建設中の原子力発電所を視察し、住民や知事との懇談では、住宅ローン返済に関する支援や補償金の延長などを約束した。世論へのアピールの一環とみられる。

 クルスク州では昨年8月、ウクライナ軍の越境攻撃が始まり、一時は露領土の約1300平方キロ・メートルが制圧された。露軍は北朝鮮兵士の支援を受け、領土を奪還し、4月に奪還作戦の終了を宣言している。

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