トランプ氏がカナダでのG7サミット出席へ…直前の誕生日には首都ワシントンで軍事パレード

2025年5月23日(金)11時41分 読売新聞

トランプ大統領(22日、ホワイトハウスで)=AP

 【ワシントン=池田慶太】米国のキャロライン・レビット大統領報道官は22日の記者会見で、トランプ大統領がカナダ西部カナナスキスで6月15〜17日に開かれる先進7か国首脳会議(G7サミット)に出席すると発表した。トランプ氏のサミット出席は1期目の2019年以来で、2期目に就いてからは初めて。

 トランプ氏はカナダが米国の「51番目の州」になるべきだと一方的に主張し、カナダ側の反発を招いた。同国で開かれるG7首脳会議への出席が実現するか不安視されたが、3月の就任直後に訪米したカナダのカーニー首相との会談では関係強化を確認し、G7出席を申し合わせていた。

 一方、米陸軍創設250年にあたる6月14日には首都ワシントンで軍事パレードを行うと正式に発表した。この日はトランプ氏の79歳の誕生日で、レビット氏は「我が国にとって真に歴史的かつ特別な日となるだろう」と述べた。

 米メディアによると、6600人以上の米兵や軍用車両などが参加する見通し。トランプ氏は第1次政権でも軍事パレードを計画したが、税金の無駄遣いだと批判され、実現しなかった。

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