ウクライナとロシア、1000人ずつの捕虜交換が完了…双方の攻撃は続く

2025年5月25日(日)22時40分 読売新聞

捕虜交換で収容所から帰還を果たしたウクライナ兵(25日)=AP

 ロシアのアレクサンドル・フォミン国防次官は25日のビデオ声明で、16日のロシアとウクライナの直接協議で合意された1000人ずつの捕虜交換について、25日までの3日間で「完全に履行された」と明らかにした。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も25日、捕虜交換が完了したとSNSで表明した。

 両国は23、24日に697人を交換し、25日に残る303人の引き渡しが行われた。フォミン氏は捕虜交換が「平和的解決の条件を議論する好ましい雰囲気につながることを期待している」と述べた。

 捕虜交換を行う中でも攻撃の応酬は続いた。ウクライナ軍によると、露軍は24日夜〜25日朝、ウクライナの首都キーウなど各地をミサイルや無人機で攻撃した。同国当局によると、少なくとも12人が死亡した。露国防省も25日、前夜から同日朝にかけて、ウクライナ側の無人機を各地で撃墜したと発表した。

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