中国で建設中の燕磯長江大橋、メインケーブル4本の架設完了
2025年5月27日(火)15時50分 Record China
湖北省の黄岡市と鄂州市を結ぶ燕磯長江大橋は26日、最後のケーブルの架設が終了しました。
中国中部の湖北省に位置し、同省黄岡市と鄂州市を結ぶ燕磯長江大橋は26日、最後のケーブルの架設が終了しました。これにより、4本のケーブルを持つこのつり橋はメインケーブルの架設を終え、今後の鋼桁梁の取り付けや主橋の連結作業に重要な基礎を固めたとみられています。
燕磯長江大橋は全長26キロメートルで、メインスパン1860メートルあります。上層部は高速道路で、設計時速は100キロ、下層部は都市幹線道路で、設計時速は80キロです。
同大橋のメインケーブルは217本のワイヤーから構成され、技術者が100日間かけてメインケーブルの架設を完了しました。また、同大橋はアジア初の専門貨物ハブ空港である湖北省鄂州花湖国際空港の重要な関連プロジェクトでもあります。開通後、黄岡市から鄂州花湖国際空港までの所要時間はわずか15分に短縮され、黄岡、鄂州、黄石の3都市の総合交通輸送システムの優位性がさらに発揮される一方、湖北省東部の空輸と鉄道輸送、道路輸送を一体化した空・陸複合輸送立体総合交通輸送システムにおいて、長江を跨ぐ重要な通路となります。(提供/CRI)