ギガを節約してネット動画を見るコツは? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2025年3月8日(土)11時15分 マイナビニュース


「ギガを節約」とは、セルラー回線のデータ通信量を増やしたくない、月々の定額料金の範囲内で収まるようデータ通信量を抑えたい、という意味ですね? 近頃は30GB/1カ月で定額使い放題というプランが人気ですが、動画はデータ通信量がかさむコンテンツです。油断すると月の中頃に容量を超過しかねないため、節約を心がけなければなりません。
もっとも有効な対策は、Wi-Fiなど通信費を気にせずすむ環境で事前に動画をダウンロードしておくことです。Prime VideoやNetflixなど、多くの動画ストリーミングアプリがダウンロード機能を備えているため、外出前に見たい動画をダウンロードしておき、それを視聴するのです。セルラー回線に頼らず再生できるうえ、通信が不安定な場所で再生が途切れるストレスもありません。
見るのはもっぱら録画したテレビ番組という場合も、ビデオレコーダーの専用アプリで事前に動画を転送しておくといいでしょう。アプリの設定次第では、湯水のようにパケットを使いかねないため、機能を制限しておくこともデータ通信量の節約になります。
目に留まった動画をすぐ見たい、YouTubeばかり利用しているからそもそも動画をダウンロードできないという場合には、再生時の解像度を下げる方法も有効です。たとえばYouTubeの場合、30分の動画は解像度360p(640×360ピクセル)のとき150メガバイト程度、480pのとき250メガバイト程度、720pのとき580メガバイト程度と、解像度が高くなるにつれ消費するデータ通信量が増えます。モバイルネットワークの動画の画質設定画面は「自動」ではなく、「データセーバー」を選択しておきましょう。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

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