知らない番号からの着信、無視しているとどうなるの? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2025年3月22日(土)11時30分 マイナビニュース


知らない番号からの着信、よくありますよね。iPhoneに表示された番号が「0120」から始まればフリーダイヤル、「090」や「080」から始まれば携帯電話などと察しが付くので、知らない番号であっても応答するかどうかは先頭の番号次第で決める、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、iOS 18以降のiPhoneではそうもいきません。日本語対応を果たした「ライブ留守番電話」機能が標準装備されたため、設定次第では無視を決め込むことが難しくなってしまうからです。
ライブ留守番電話機能を有効にしているとき、着信を放置していると、相手がメッセージの録音を開始することがあります。そのとき、iPhoneのディスプレイを眺めていると、文字起こしされたメッセージが表示されるのです。
つまり、ライブ留守番電話機能を有効にしているとき着信を無視していると、電話をかけてきた相手が知人かどうかにかかわらず、相手の言い分をそのまま目にしてしまう可能性があります。聞きたくない・知りたくない内容のメッセージであっても、一方的に眼の前へ突きつけられるわけですから、決して愉快なものではありません。
メッセージの録音中に着信拒否することもできますが、その場合電話が一方的に切られたことを相手に知られてしまうため、必ずしも適切な方法とはいえません。
ライブ留守番電話機能は、「設定」→「アプリ」→「電話」→「ライブ留守番電話」の順に画面を開き、「ライブ留守番電話」スイッチを操作することでオン/オフを変更できます。知らない番号からの着信は徹底的にスルーしたい、相手の言い分など知る必要はないという場合は、オフにするのも1つの考えかたですよ。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

マイナビニュース

「iPhone」をもっと詳しく

「iPhone」のニュース

「iPhone」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ