Windows 11のスタートメニューが大幅リニューアル
2025年4月7日(月)9時29分 マイナビニュース
Windows Latestは4月4日、「Windows 11's Start menu is getting a big redesign, lets you turn off Recommended feed」において、MicrosoftがWindows 11の[スタート]メニューの大幅リニューアルを計画中だと伝えた。
現在テスト中の新しいスタートメニューは、「ピン留め済み(Pinned)」、「おすすめ(Recommended)」、「すべて(All)」の3つのセクションで構成され、これまでのように全アプリを表示するために「すべて」のボタンをクリックする必要がなくなっている。また、「おすすめ」セクションは設定で完全に非表示にすることができるという。
○最初のページで全アプリが表示される
これまでのスタートメニューは、「ピン留め済み」と「おすすめ」の2つのセクションで構成されており、ピン留めされていないアプリを表示するには、メニューの右上にある「すべて」のボタンをクリックする必要がある。
それに対し、Windows Latestが紹介している新しいスタートメニューでは、「ピン留め済み」と「おすすめ」の他に「すべて」セクションがあり、インストール済みの全アプリが1ページ目にまとめて表示されている。「すべて」セクションにおけるアプリの表示方法は、リスト表示のほかに、カテゴリー別のタイル表示と、名前別のタイル表示が選べるようだ。
アプリがスペースに収まりきらない場合は、上下にスクロールして表示させることができる。ピン留めされたアプリは最大表示数が決まっているが、[すべて]をクリックして展開表示することが可能とのこと。表示するアプリの数が多くなった分だけ、スタートメニュー全体が大きくなるようだが、全アプリを表示させるためだけに追加のアクションが必要となる現在のUIと比べれば、かなり使いやすい印象を受ける。
○「おすすめ」セクションを非表示可能に
さらに重要な変更として、「おすすめ」セクションを非表示に設定できるようになったことが取り上げられている。「おすすめ」には、最近使ったアプリやファイルの他に、ユーザーの関心が高いと判断されるコンテンツが表示されるが、このセクションはユーザーからの不満の声も少なくない。
新しいスタートメニューでは、設定アプリの「個人用設定」→「スタート」のページで「スタートで推奨されるファイル、エクスプローラーで最近使用したファイル、ジャンプ リスト内の項目を表示する」の設定を無効にすることで、「おすすめ」セクション全体が非表示になるという。これまでも、この設定でコンテンツを非表示にすることは可能だったが、セクションそのものを消すことはできなかった。
新しいスタートメニューは現在、Insiderプログラム向けのDevチャネルおよびBetaチャネルに展開されているものの、現時点ではまだデフォルトで無効化されている。試すには、ViVeToolなどのツールを使用して該当のフィーチャーを有効化する必要がある。