ほんのひと手間かけるだけで、いつものトーストがふんわり食感に。朝食の定番メニューをもっと美味しく!
2025年4月23日(水)11時30分 婦人公論.jp
(イメージ写真:stock.adobe.com)
朝食の定番メニューであるトースト。香ばしい匂いが食欲をそそりますよね。実はほんのひと手間かけるだけで、いつものトーストをお店のような“ふんわり食感”に仕上げることができます。一体どんな裏ワザなのか、さっそく見ていきましょう。
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ふっくら焼き上げるにはパンへの水分がカギ
パンの焼き具合をもっちりにするには、「水に浸してから焼く」という方法がおすすめ。お皿に水を張ったら、食パンの両面を軽く浸しましょう。そして、普段より少し長めの時間設定でトースターで焼き上げてください。
トースター内で水蒸気が発生することで食パンに水分が程よく加わり、耳まで柔らかなもっちり食感に。さらにパンの持つ小麦の風味もよみがえります。
また、食パンの両面に麦茶を霧吹きで吹きかけてから焼くという方法も。麦茶の使用に驚きますが、麦茶の原料である大麦とパンの小麦は相性抜群です。水に浸した場合と同様、麦茶の水分によりふっくらと焼きあがり、さらに香ばしさもアップします。
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トースターの性質を利用して焼きムラをなくす
トースターで焼く時には、食パンの向きが重要。「食パンの上」の部分をトースターの扉側(手前)に置くように意識しましょう。「食パンの上」とは、谷のようにへこんでいる部分のこと。形の違いを上下の目印にしてください。
食パンは上の方が密度が低く、下は密度が高い構造をしています。そのため、下側は火が通りにくいといった問題が。
一方、トースターには手前よりも奥の方が温度が上がりやすいといった性質があります。その特性を利用して、密度の高い食パンの下側をトースターが高温になる奥に配置することでしっかりとした焼き上がりが可能に。焼きムラのないふわふわなトーストが出来上がります。
ちょっとした工夫で、ふんわりとした香ばしいトーストが味わえるのは嬉しいですよね。理にかなった裏技を、ぜひ一度試してみてください。