SB C&S、イスラエル発のセキュリティ管理プラットフォーム「XM Cyber CEM」を導入
2025年5月8日(木)22時30分 マイナビニュース
SB C&Sは、複雑化するIT環境のセキュリティリスクを継続的に管理することを目的とし、イスラエル・XM Cyberが提供する「XM Cyber CEM」を導入したと5月8日に発表した。
リモートワークやクラウド利用の拡大によってIT環境は複雑化しており、攻撃者の手法もAI活用による高度化が進んでいる。こうした状況下では、攻撃発生後に対応する「受動型」のセキュリティ対策ではなく、攻撃を未然に防ぐ「能動型」の対策が求められる。
なかでも、サイバー攻撃の対象となりうるIT資産の脆弱性や設定ミス、攻撃経路を把握・管理する新たなフレームワーク「CTEM」(継続的脅威エクスポージャー管理)が注目されている。
今回SB C&Sが導入した「XM Cyber CEM」は、CTEMの実現に向けて優れた優先順位付け機能を備えるとしており、コーポレートITやハイブリッドインフラ全体における脅威の連鎖を可視化。内外のリスクを体系的に管理することで、情報セキュリティの継続的な強化を可能にするという。
なお、SB C&SはXM Cyber製品の国内ディストリビューターも担っており、今回の導入で得た知見をもとに、企業のセキュリティ対策支援を強化していくとのこと。