アンカー、電力供給ソリューション「Anker Solix Power Link System」発売 切り替え分電盤で停電時も供給可能
2025年5月22日(木)19時42分 ITmedia Mobile
電力供給ソリューション「Anker Solix Power Link System」
同社はポータブル電源の可動性や導入の手軽さと、家庭用蓄電池の家庭での電力確保やバックアップとしての安心感を兼ね備えた中間として切り替え分電盤を開発。電気工事士の分電盤の取り付けは約3時間で完了し、ポータブル電源を置くスペースを用意すれば導入できるという。
ポータブル電源と電力の切り替えを行う増設用の分電盤をセットで提供し、停電時などは指定した特定のコンセント(特定負荷)に対して分電盤を経由してポータブル電源から電力を供給することが可能。停電時でもポータブル電源から直接電力の共有ができない照明や、コンセントの抜き差しに手間がかかる冷蔵庫など必要不可欠な家電を途切れることなく使用できるとしている。
見積もりなどは不要で、Anker Japan公式オンラインストアから直接セットを購入可能。対応するポータブル電源を所有していれば、分電盤のみ購入することもできる。
工事費込みの税込み製品価格は、分電盤が19万9900円。「Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Stationセット」が29万8900円、「Anker Solix C1000 Portable Power Stationセット」が30万9900円、「Anker 767 Portable Power Stationセット」が39万8900円。対応モデルは今後拡大する可能性がある。