どのコード?一個しかないはずだ!GitHub操作と統合するGoogleコーディングエージェント「Jules」

2025年5月23日(金)13時26分 マイナビニュース


Googleは、昨年12月に限定的なテスター向けに試験的に提供を発表していたコーディングエージェント「Jules」をベータ版で公開したことをGoogle I/Oで発表した。
昨年12月に限定的なテスター向けに試験的に提供されていたコーディングエージェント「Jules」は、自然言語によるプロンプトを通した環境の構築から実際のコーディングやテスト、GitHubと統合された操作で動作する"An Asynchronous Coding Agent"(非同期コーディングエージェント)。GoogleアカウントとGitHubアカウントが必要で、アカウントのレポジトリと連動した操作が可能だ。情報はGoogleに提供されるので、オプトアウトも可能なプライバシーポリシーを読んで試すことができる。
実際に試してみると、アカウントと連動するリポジトリを選択し、プラン(何を行うか?)を英語で求められる。画像やテーブルを生成するマークアップタグをコマンドプロンプトから作成する自作のPerlコードに対して、最新バージョンのPythonで動作するように"Perlで書かれているコードをWindows 11上のPythonで動くように書き換えて"と日本語で返せばやりとりがはじまった。「どのコードだ?」と聞いてくるので「一個しかないはずだ」と返すと"Your Right!"と陽気に答えるJules。指定している筆者のレポジトリにはひとつのPerlスクリプトしか置いていない。これを認識したのだ。その後、実際に細かく指定せずにプランを作ってくれた。
プランでは
1.main.plをmain.pyに変えて
2.コメントを添える
3.テストを実施
4.リポジトリから過去のgazou.plを消去
5.コミットメッセージの提出
を提案してきた。
これを承認すると、すこしThink...したあとにザッサーと一気にPythonコードに書き換えていく。
「Publish branch」ボタンが出てくるのでこれを押すとPythonコードに書き換えるブランチが自動で進んでいく。
最後に「View branch」ボタンが出てくるので、これを押すと
ブラウザでGoogle-labs-julesが作成したブランチを確認できる。
作成されたコードは以下のようになった。
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