EIZOからシリーズ最大の42.5型4Kと、初のWebカメラ&マイク内蔵ディスプレイ計2機種

2024年6月7日(金)10時25分 ITmedia PC USER

シリーズ最大の42.5型4Kディスプレイ「FlexScan EV4340X」

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 EIZOはこのほど、Webカメラとマイクを内蔵したビジネス向けの34.1型ウルトラワイドディスプレイ「FlexScan EV3450XC」と、シリーズ最大の画面サイズとなる42.5型4Kディスプレイ「FlexScan EV4340X」を発表した。いずれも6月28日に発売する。
●34.1型ウルトラワイドディスプレイ「FlexScan EV3450XC」
 FlexScan EV3450XCは、34.1型IPS液晶を採用したモデルで、アスペクト比は21:9だ。表面にはアンチグレア処理を施している。FlexScanシリーズとして初めてWebカメラとマイクを内蔵した。型番のCはカメラを表しているという。解像度はUWQHD(3440×1440ピクセル)で、スペック表に記載されていないが、ディスプレイの湾曲率は3800Rとなる。
 有効500万画素のWebカメラはディスプレイ上部のベゼル部分に内蔵しており、人物が自然な角度で写るように工夫しているという。Windows Helloによる顔認証機能にも対応する。
 マイクには周囲の雑音をカットするノイズキャンセル機能と、ディスプレイから出た音によるハウリングを防止するエコーキャンセリング機能を搭載している。本体の下部には4W+4Wのスピーカーを搭載しており、4〜6人程度が入る会議室での利用にも対応できる音量の出力を確保したという。
 映像入力はHDMI×2基、USB Type-C×1基、DisplayPort×1基を備えている。最大2台の入力を1画面に表示できるPbyP(Picture by Picture)にも対応している。
 側面にはハブとして使える計3ポートのUSB(Standard-A×2基、Type-C×1基)や、有線LANポート(RJ-45)も搭載している。カラーバリエーションはブラックとホワイト。価格は直販サイトで16万2800円(税込み、以下同)。
●シリーズ最大の42.5型4Kディスプレイ「FlexScan EV4340X」
 FlexScan EV4340Xは、42.5型のIPS液晶を搭載したモデルで、アスペクト比は16:9となる。こちらも表面にはアンチグレア処理を施している。同シリーズはこれまで37.5型が最大サイズだったが、複数の情報を一度に表示する機会が多い金融機関や、ミーティングルームに設置する大型ディスプレイなどに需要があり、大画面モデルのラインアップを拡充した。
 大画面でありながら横幅は96.6cm、奥行きは22.5mmとスリム設計になっており、一般的なオフィスに多い横幅120cm、奥行き70cmのデスクに設置しやすくしたという。
 解像度は4K(3840×2160ピクセル)で、映像入力はHDMI×2基、USB Type-C×1基、DisplayPort×1基を備えている。最大4台の入力を1画面に表示できるPbyPや、PinP(Picture in Picture)にも対応している。各種操作を離れて行えるリモコンも付属する。
 こちらも側面にはハブとして使える計3ポートのUSB(Standard-A×2基、Type-C×1基)や、有線LANポート(RJ-45)を搭載している。カラーバリエーションはブラックとホワイト。価格は直販サイトで18万7000円(税込み、以下同)。
 いずれのモデルも5年間のメーカー保証(使用3万時間以内)が付属し、修理中は代替機を無償で貸し出すサービスも提供する。

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