「読めない漢字」、どうやって調べたらいい?
2023年12月1日(金)7時0分 しむぐらし by BIGLOBE
紙の書類や本を読んでいるとき、あるいは街中で看板を眺めているときに意味も読み方もわからない漢字に出会ったらどうしますか。ネットで調べようにも読み方がわからないので、お手上げです。
Webページならコピペして調べる手もありますが、紙や看板の場合はそれも不可能。そんなとき活用したいアプリをご紹介します。
Googleレンズを使って検索する
Androidにデフォルトでインストールされている写真管理アプリの「Googleフォト」(iPhone版はこちら)には、Googleレンズという機能が装備されています。似た画像を探したり、画像の中から文字を読みとったりする機能です。
この機能を利用すれば、わからない文字を写真に取ってテキストとして抜き出し、検索エンジンで調べることができます。
ここでは『余りの風』(堀江敏幸)に出てきた「沙漠」という文字を写真に撮り、調べてみました。
▲まず紙の本を撮影する
次にGoogleフォトを起動し、該当写真を表示して画面下部の「レンズ」をタップします。
▲Googleフォトで「レンズ」をタップする
「テキスト」をタップし、「沙漠」の文字をタップします。
▲「テキスト」をタップし、「沙漠」の文字をタップ。文字を正確に読みとったら「コピー」をタップする
「コピー」をタップすると、Googleフォトの読みとった「沙漠」がクリップボードにコピーされます。あとは検索エンジンを起動し、「沙漠」をペーストすると、「さばく」という読み方が判明します。
▲検索エンジンで「沙漠」を調べる
簡単で便利ですが、Googleフォトでは難しい漢字は読みとれないこともあります。ためしに「鵼」という文字を撮影したところ、「鶏」と読み取りました。
現時点では、Googleレンズは最初に試してみて、使えたらラッキー程度の性能といえます。
手書きで文字の形から漢字を特定する
読みがわからない場合は、形で調べるしかありません。
「漢字読み方手書き検索辞典」アプリは約11,140の漢字読み方、約30万の熟語の読み方を収録した、無料で使える辞典です。
それでは、先程Googleレンズが認識できなかった「鵼」の文字を枠内に書いてみましょう。
まず右側に「空」と書き、左側に「鳥」と書きます。
▲枠内に手書きで「鵼」の形を描く
すると、枠の下に候補がずらりと並びます。ここでは第一候補に「鵼」が出てきたので、タップすると、読みが表示されます。
▲「鵼」をタップすると、読みがわかる
「Web辞書」をタップすると、そのままGoogleで検索してくれます。正しい漢字の形、意味が表示されます。
▲「Web辞書」をタップすると、別画面で検索が表示される
ちなみに、「ぬえ」はふつう「鵺」と表記されることが多く、「鵼」を認識したのはかなり優秀と言えます。
いかがでしたか。これで街中や読書中でわからない漢字に出会っても、平気ですね。
とりえあえず写真を撮っておけば、あとからGoogleレンズや「漢字読み方手書き検索辞典」を使って調べることが可能です。
とくに後者は、検索機能とも連携しているので、とても簡単に読みや意味を調べることができますよ。
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