生き返れ山田哲人!メジャー通算44勝のドミニカ助っ人は「特に二塁打は避けたかった」と回想 WBCでは村上にも警戒
(C)Getty Images
メジャー通算44勝で、2012年から中日ドラゴンズ、横浜DeNAベイスターズでセットアッパーとして活躍した、ホルヘ・ソーサ元投手(45)。2006年の第1回WBCにドミニカ代表として出場した経験も持つソーサ氏に、WBC注目の選手を聞いた。
ソーサ氏は2002年にメジャーデビューし、日本が優勝した2006年の第1回WBCに出場。2012年からNPBに参戦すると、獅子奮迅の活躍でわずか3年ながら強いインパクトを残した。NPBでプレーしたのは10年近く前になるが、当時対戦したバッターも侍ジャパンに選出されている。
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「ヤクルトの山田哲人はとてもよく覚えています。素晴らしいバッターで、よく研究しました。当時すでに素晴らしい選手でしたが、将来的にもっとすごい選手になると思っていました。山田は足も速いので、常に気を付けないといけないと警戒していました。特に二塁打などを打たれたら点が入る確率が高くなるので、それだけは避けたかった。足もあるし、長打もあるし、とても厄介なバッターなので、投げミスだけはしないように気を付けていました」
山田と共にヤクルトから日本代表に選出された、日本の4番候補・村上宗隆についてはこう見ている。
「ドミニカでは村上の名前はまだそこまで有名ではないですが、パワーがあって、完璧なスイングを持っている打者だというニュースは流れています。侍ジャパンの4番を打つ可能性の高い素晴らしい打者だろうと思っています。本当に気を付けないといけない打者の一人です」
母国のドミニカは2013年の第3回大会でWBC初優勝を果たした強豪。今回の第5回大会もメジャーリーグで活躍する豪華メンバーを集め優勝候補に挙げられている。そんなドミニカが警戒する日本人選手は?
「ドミニカで最も話題になっているのはやっぱり大谷翔平。一番気を付けないといけない選手だとメディアで言われています。あとは、ダルビッシュ有もそうですね。日本はいいピッチャーが揃っているので、ドミニカはプランを持って打席に立たないといけないと思っています。ドミニカの選手だと、ダルビッシュの同僚で、MLBで首位打者をとったこともある外野手のフアン・ソト(パドレス)に注目して欲しいですね」
ドミニカ代表は現地11日(日本時間12日)から1次ラウンド・プールDでプエルトリコ、ベネズエラ、イスラエル、ニカラグアと対戦する。侍ジャパンとは準決勝以降で対戦する可能性がある。
「今回のWBCは、ドミニカもそうですけど日本もいい選手が集まっているチームだと思っています。決勝戦までこの2チームはいくんじゃないかと思っていますし、とても楽しみにしています」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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