【ソフトバンク】デスパイネ復帰でチームに「好循環」が確信される理由

2023年6月14日(水)6時0分 ココカラネクスト

 今春のWBCではキューバ代表としても活躍したデスパイネ(C)Getty Images

 ソフトバンクは13日、昨季限りでチームを退団したアルフレド・デスパイネ外野手が再び入団すると発表した。背番号は25。デスパイネは球団を通じ「ホークスに戻ることができ、とてもうれしく思っています。自分のベストを尽くし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。またファンの皆さん、チームの皆に会えるのを楽しみにしています」とコメントした。

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 デスパイネは日本球界では2014年からロッテに所属し、17年からソフトバンクに移籍。6シーズンを福岡で過ごした。在籍中にはその笑顔と愛くるしいキャラクターで多くのファンに愛された。19年には36発を放ち、20年の巨人との日本シリーズ第2戦ではグランドスラムを放つなど、長打力が持ち味とされる。

 今春のWBCにもキューバ代表として出場、今季はキューバの国内リーグで打率3割1分3厘、6本塁打、21打点と好調をキープしていた。

 チームには柳田悠岐、近藤健介、栗原陵矢と左打者が多いが右打者が不足しているとあって、右の大砲候補としてデスパイネの復帰に期待が高まっている。

 またデスパイネは今春、「CoCoKARAnext」が行ったインタビューで、ソフトバンク在籍時代の思い出について、こう語っていた。

 「デスパ、いいね!」の決めゼリフの福岡バージョン、「デスパ、いいばい!」に関しては当時チームに在籍していた松田宣浩選手(現巨人)に助言されたと明かした上で「(福岡のファンに)温かく迎えてもらったことを覚えています」と感謝を示していたデスパイネ。

 またチームメートとは退団後も交流を続けていたという。柳田、栗原、甲斐拓也といった主力選手とは連絡を取っていたということもあり、今回の復帰に関しても歓迎モードで迎えられそうだ。

 オフには大規模補強を果たしたチームも最近では開幕投手の大関友久がコンディション不良で抹消されるなど、離脱者も多くやりくりに苦戦している。

 合流は球宴明けとなる見込み。愛され助っ人がV奪還の使者となるか。チームにいい風をもたらしそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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