止まらぬジャッジ! 4月の絶不調から一転、大谷翔平を凌ぐ15号 NY紙も脱帽「これ以上にないほど素晴らしい」
好調ヤンキースを牽引するジャッジ。その勢いは止まらない。(C)Getty Images
名門の主砲が絶好調だ。現地時間5月23日、ヤンキースのアーロン・ジャッジは本拠地で行われたマリナーズ戦に「3番・中堅」で先発出場。3回に今月9本目となる今季15号を含む2打数2安打2四球の大暴れの活躍を見せた。
【動画】打った瞬間の確信弾! ジャッジの圧巻15号をチェック
この日、最大の見せ場となったのは、3回1死無塁の局面で迎えた第2打席だ。相手先発のルイス・カスティーヨがカウント2-0からストライクを取りに行った真ん中に甘く入ったチェンジアップを強振。打った瞬間に右中間に高々と舞い上がった大飛球は、瞬く間に飛距離を伸ばし、右中間スタンド付近にあるブルペンに吸い込まれた。
開幕1か月は打率.207、6本塁打、OPS.754と低調なパフォーマンスに終始していたジャッジ。しかし、5月に入ってからは復調。とりわけ直近15試合の成績は凄まじく、打率.420、8本塁打、OPS1.080と打ちまくっている。
あっという間に大谷翔平(ドジャース)の13号を超えた勢いは誰にも止められない。本塁打王争いでは、単独トップのカイル・タッカー(アストロズ)まで2本差の3位になっている。そんな“量産態勢”に入ったジャッジを地元紙も絶賛する。
ニューヨークに拠点を置く日刊紙『New York Post』は「序盤の苦戦を吹き飛ばしているジャッジはこれ以上にないほど素晴らしい」と強調。「まだ改善の余地はある」という本人のコメントを紹介したうえで、「これまでも証明されてきたが、ジャッジを中心に、その他の選手たちがボールをかっ飛ばしている時、ヤンキースを止めるのは難しい」と好調のチーム状況を嬉々として伝えた。
試行錯誤が続いた序盤戦。その苦闘の日々を乗り越えた32歳のスラッガーは、どうにも止まらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
Copyright © CoCoKARAnext All Rights Reserved.
「大谷翔平」をもっと詳しく
「大谷翔平」のニュース
-
大谷翔平、勝ち越しの右前適時打&24号で打率「.322」に! 4年連続5度目の100安打まであと「1」 3戦ぶりマルチ安打の活躍6月26日10時52分
-
大谷翔平 3戦ぶり複数安打 最遅弾の次は痛烈176キロ打 初回は球団歴代タイ9戦連続打点とする24号6月26日10時35分
-
大谷翔平、24号本塁打に「アンビリバボー」タイミング狂わされながらも右中間席へ運ぶ! ベース踏み直す珍しいシーンも6月26日10時25分
-
大谷翔平、24号本塁打! 節目のメジャー通算200号にもあと「5」 6月は10本目 リーグ本塁打争いで2位に3本差つけるアーチ6月26日9時52分
-
大谷翔平が先頭打者ホームラン、ナ・リーグ首位独走の24号…9試合連続打点で球団記録に並ぶ6月26日9時46分
-
大谷翔平、2戦ぶり24号は今季2本目の先頭打者弾! 直近“9戦7発”の量産態勢でリーグトップ独走 自己最多48本ペースも一塁ベースを踏み忘れる珍事6月26日9時22分
-
大谷翔平 24号先頭弾は自身最遅弾で打球見過ぎて一塁踏みに戻る珍プレー 球団歴代タイ9戦連続打点6月26日9時15分
-
大谷翔平 2試合ぶりの24号!メジャー通算8度目の先頭打者弾、直近9試合で7本目、2位のオズーナに3本差、シーズン48本ペース6月26日9時12分
-
オールスター中間発表2回目も大谷翔平が1位をキープ!現地は早くも“当確”と予想「これは驚くことではない」6月26日6時0分
-
元MLB選手の西岡剛、大谷翔平選手も嗜む“あの食べ物”の本場の食べ方をレクチャー6月26日1時14分