8度も繰り返した「ノー!」 Fワードも口にした大谷翔平の見逃し三振後の猛抗議に米記者も衝撃「最も強い反応だ」
同地区のライバルであるパドレスとの攻防戦の中で、大谷は感情をむき出しにした。(C)Getty Images
大谷翔平(ドジャース)が珍しく苛立ちを露わにする厳しい判定だった。
物議を醸したのは、現地時間7月30日に敵地サンディエゴで行われたパドレス戦、3打数無安打で迎えた9回1死での第5打席だった。
【動画】「ノー、ノー、ノー!」大谷翔平がFワードも使った猛抗議シーン
同地区のライバルとの一戦に「1番・指名打者」で先発していた大谷は、相手5番手右腕のローガン・ギラスビーと対峙。フルカウントからの6球目、真ん中低めにスッと落ちていく83.3マイル(約134キロ)のスプリットを見極める。ボールだと確信していた背番号17は一塁へと歩き出したが、球審のダン・アイアソーニャ氏は「ストライクッ!」とコールした。
際どい一球ではあった。MLBの公式チャートを見てもボールはストライクゾーンのギリギリと突いている。しかし、よほど自信があったのだろう。打席の大谷は球審に向かって「ノー、ノー、ノー!」と連呼。8回以上も「違う」と繰り返した末に、ベンチへと去っていく際にはFワードを用いて「クソッ」と苛立ちを露わにした。
感情を露わにした大谷の三振シーンは地元記者たちもクローズアップした。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のタグ・マケイン記者は「これはショウヘイ・オオタニが見せてきた中で最も強い反応だ」と指摘。執拗にジャッジに異を唱えた姿に対する驚きを伝えた。
結局、この日のドジャースは延長戦の末に5-6でサヨナラ負け。直近5試合で3敗目と地区優勝、さらにはワールドシリーズ制覇に向け、やや足踏み状態が続いている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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