高橋巧、FP2の転倒で右脚の親指にヒビ「転倒しなければ予選に通過できたと思う」/第12戦サンマリノGP2日目
9月9日、2023年MotoGP第12戦サンマリノGP MotoGPクラスのフリー走行2回目がイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われたが、高橋巧(LCRホンダ・カストロール)は105%ルールをクリアできず予選以降のセッションには進出できなかった。
右足を骨折してリハビリ中のアレックス・リンスがレースに出られないために、高橋巧がこの大会では代役を務めた。ホンダのテストライダーであるステファン・ブラドルはワイルドカードですでにエントリーしており、SBKライダーのイケル・レクオーナはMotoGPとSBKの日程がバッティングしたためだ。
高橋は2020年には全日本ロードレース選手権からスーパーバイク世界選手権(SBK)に移り、2021年と2022年にはブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)で過ごした。現在は全日本ロードで国内に戻っているが、海外に行っていた期間はMotoGPのテストライダーは長島哲太のみが務めていた。
また、初走行のミサノ、現在のMotoGPマシンに慣れる期間もなく、さらにMotoGPへの参戦は2015年の日本GP以来だった。
初日の午前に行われたFP1では1分37秒894、午後のPRでは1分35秒886で24番目のタイムを記録。2日目のFP2では6コーナーでハイサイド転倒を喫したために1分36秒989とタイムが伸ばせなかった。この3セッションで、トップタイムを記録したライダーの105%のタイム以内に入ることができなかったために、順位は記録されず、予選と決勝に進めず彼のレースウイークは終了した。
2022年からは基準タイムが107%から105%となったが、もし107%だったら予選以降のセッションも走れるタイムだっただけに残念だ。また、このルールをクリアできなかったのは11年ぶりだったという。
さらに、彼はFP2での転倒で、右脚の親指にヒビが入っていることが判明している。日本に戻り治療を進めるとともに、全日本ロードST1000のレースに戻る。
■高橋巧(LCRホンダ・カストロール)
「今大会は最大限の努力をしましたが、残念ながら予選を通過できませんでした。転倒しなければ通過できたと思います。本当にわずかの差だったので残念です。走行を終えたあと、医務室で検査を受けました。右脚親指に小さなヒビが入っているとのことでした」
「日本に戻って、検査と治療をしたいです。転倒後、再びコースに出ましたが、タイムを更新できず残念です。こういう機会を与えてくれたHRCとLCRに感謝するとともに、アレックス・リンス選手の早期回復を祈っています」
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