「POに進むのはオオタニではなくジャッジだ」ア・リーグMVP論争に米メディアが見解!今季の大谷翔平は「奇跡を起こしている」が…
(C)Getty Images
MLBのレギュラーシーズンも、残り1か月を切った。ここからはポストシーズン進出に向けた戦いや、個人タイトル争いに注目が集まってゆく。
そんな中、すでに米球界で連日のように議論されているのが、ア・リーグMVP争いだ。エンゼルスの大谷翔平と、ヤンキースのアーロン・ジャッジ、いずれかの受賞が有力視されており、現地メディアでも日を追うごとに熱を帯びて報道されている。
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現地時間9月11日(日本時間12日)には米メディア『Essentially Sports』でもMVP争いについての記事が配信され、米ジャーナリストのケン・ローゼンタール氏の見解が取り上げられている。
ローゼンタール氏は「アーロン・ジャッジとショウヘイ・オオタニの2人は球史に名前を刻んでいる。ジャッジが打撃絶好調なら、オオタニも二刀流として最高のシーズンを送っている」として主役である両プレーヤーを称えながら「昨年とは異なり、ア・リーグMVPをジャッジとオオタニのどちらかで選ぶのは簡単なことではないだろう」と言及。他にも「オオタニは昨年と同じようなシーズンを送っている。昨年とかなり近いものがあり、打撃では昨年に及ばないものの、投手としては昨年より素晴らしい成績を残している」と今季の活躍の印象を語るとともに「今季のオオタニは奇跡を起こしている」と評した。その上で「そして、私の唯一の懸念は、オオタニについては彼がやっていることの奇跡を、人々が評価しなくなることだ」と述べている。
また、同メディアは「MVP論争でアーロン・ジャッジとショウヘイ・オオタニを隔てるものはただ1つ。オオタニは一生に一度のシーズンを送っている。それは間違いない。しかし、ポストシーズンの試合を戦うのは、エンゼルスのショウヘイ・オオタニではなく、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジだろう。そして、このことだけが、MVP受賞者にとっての違いとなるかもしれない」と述べ、プレーオフ進出を果たすチームへの貢献度が、受賞理由となる可能性に触れた。
熾烈を極める2022年の大谷とジャッジによるMVP争い。その議論の熱は、最後まで下がることは無いだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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