F1第17戦日本GP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2019年F1第17戦日本GP決勝レースで10位〜6位に入ったドライバーたちが日曜日を振り返った。
■ルノーF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=10位
ダニエルと僕が揃ってポイント圏内でフィニッシュできて、チームにとってはすごく良かった。これまでずっと戦い続け、本当にハードにプッシュしてきて、あらゆることが良い方向へ進み始めたようだ。予選の結果はあまり良くなかったことを考えると、驚くべきリカバリーだった。
僕自身について言えば、ものすごくいいスタートが決まってターン1で何台かを抜き、いいトラックポジションを得てプッシュし続けた。それ以降は、まさに戦いだった。第2スティントはずっとトラフィックの中にいたけど、終盤にかけてみんなのタイヤが終わりかけてきた時には、とても激しくて面白いバトルになった。あれは本当に楽しかったし、今日のレースに満足している。
■スポーツペサ・レーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=9位
レースでのペースは予選の時よりも良くて、自信を持ってクルマに乗れていた。スタートも良かったし、戦略についてはチームが素晴らしい仕事をした。レース終盤近くに、2度目のストップでソフトタイヤを履き、何とかポイント圏内まで挽回できたんだ。
最後には1周早くチェッカーが出るという混乱があった。つまり、ガスリーにヒットされてリタイアした時、レースはすでに終わっていたんだ。
新しいタイヤを履いていたから僕の方がずっと速かった。僕は彼より前にいたし、十分な空間を残していたのだから、あれはまったく不必要な接触だった。あんな形でレースを終え、しかもクルマがダメージを負ったのは残念だが、少なくともチームにポイントを持ち帰ることはできた。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=8位
今日の結果には大満足だよ! 今朝の予選ではQ3に進んで9番手を獲得した。今回はFP1とFP3を走らず、ほとんど準備する時間がないまま予選に臨んだから、ここまでの結果は予想していなかった。
決勝のほとんどを7番手か8番手の位置で走った。ルノーとレーシングポイントの追い上げが激しくて、本当に大変だった。レース中盤、サスペンションに問題が出たために楽ではなかったが、ポジションを守るために全力を注いで走り続けた。激しいバトルも何度かあったけれど、トロロッソ、ホンダ、そして応援しに来てくれた日本のファンのために、なんとしてでも最後まで走り切りたかった。
チームのためにポイントを稼ぐことができて心からうれしい。日本での入賞だからなおさらだ。今日一日の仕事に満足していいと思う。今後のレースが楽しみで仕方ないよ。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 決勝=7位
タフなレースだった。スタートでミスをして、マックスとターン1で接触した。それによってふたりのレースが台無しになってしまった。僕はフロントウイングにダメージを負ったが、挽回するために全力を尽くした。最初のピットストップでフロントウイングを交換、その後、できる限りポジションを上げようとプッシュした。オーバーテイクを繰り返してどんどん上位に近づいていくのは楽しかったけれど、6位(注:実際には7位)は目標としていた順位ではないし、満足できる結果でもない。
いつもとは違う週末だった。今後のレースでもっといい結果を持ち帰ることを目指したい。
(レース直後、formula1.comにアクシデントについて語り)スタート直後、セバスチャン(・ベッテル)とルイスの後ろでアンダーステアが出てしまい、接触が起きた。
(自身のSNSでコメントし)ターン1で僕はミスをした。それによってマックスのレースが台無しになってしまった。僕ら自身もレースを戦う上で悪い状況に陥った。
■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=6位
このチームに相応しい結果だ。前回、前々回と無得点の悔しいレースが続いていただけに、今日は7位に入れてとてもいい気分だ。予選ではクルマのリヤエンドに問題があった。それで順位も振るわなかったのだが、そのトラブルはメカニックたちが直してくれた。
レースでのペースは良くて、いい形で期待に応えることができたよ。ミディアムタイヤでスタートしたことが僕には有利に働いて、何度かバトルをエンジョイしながら、順位を上げていったんだ。戦略がうまく決まって状況を好転させ、あまり苦労をすることもなく、最終的には僕らに相応しい7位に入ることができた。(注:順位は正式結果では6位)
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