アモリム監督がズバリ「マンUは最高のクラブだが、最高のチームではない」

　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、チームの抱える問題点に言及した。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

　11月11日から就任したアモリム監督の下、初陣でイプスウィッチと引き分け、12月1日のエヴァートン戦では4－0の快勝。しかし、4日のアーセナル戦では0－2の完敗を喫し、優勝を争うチームとの実力差は改めて浮き彫りとなった。

　アモリム監督も「それ（実力差）はハッキリしている。私たちは最高のクラブだが、最高のチームではない」と、13位に甘んじる現状が歴史あるクラブに求められる基準から遠く及ばないことを認めた。

「みんな分かっていることだから、言うことに問題はない。リーグで最高のチームの一つではない。それをハッキリ言わなければならないし、考えなければならない。だが、私たちのクラブは従来のリーグで最高のクラブかもしれない。だから、ここに問題がある。小さなディテールに集中しなければならないし、そうすればチームとして成長できるだろう」

　39歳のポルトガル人指揮官はさらに言葉を続け、「プレミアリーグで勝ちたいなら、狂犬のごとく走らなければならない。地球上で最高のスターティングメンバーであったとしても、走らなければ何も勝ち取ることはできない」と、チームに発破をかけている。

　マンチェスター・ユナイテッドは日本時間7日26時30分（8日2時30分）から、ホームでノッティンガム・フォレストと対戦する。