「ソトも大変だったがもっとひどい」と本音 メッツのオーナーが交渉で“白旗”か 通算226発男が示した条件に「強い懸念」
2025年1月26日(日)12時30分 ココカラネクスト
メッツのオーナーの発言からアロンソの他球団移籍が現実味を帯びてきた(C)Getty Images
メッツからFAとなって去就が注目されているピート・アロンソは現在も市場に残ったままだ。メッツ残留の希望はまだ残されているものの、メッツのスティーブ・コーエン・オーナーのコメントからはその可能性が低いことがうかがえる。
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『MLB公式サイト』はコーエン氏のコメントを紹介。「交渉では疲れる話し合いだった」と、アロンソとの交渉が難航したことを明かした。また、フアン・ソトとの交渉と比較しながら語り、「ソトも大変だったが、これはもっとひどい」と本音を打ち明けたという。
さらに「我々は相当な額のオファーをした。彼ら(アロンソ側)が提示した条件は我々にとって非常に不利な条件だと思うし、その点については強い懸念を抱いている」と話したという。
記事では「アロンソとブルージェイズを結ぶ噂が浮上した。エンジェルスやジャイアンツも、アロンソに関心を示していると伝えられている」と、他球団への移籍の噂は絶えないものの、「私は絶対にノーとは言わない」「可能性は常にある」と、コーエン氏は語ったという。
しかし「我々は前進しており、選手を獲得し続けている。選手を獲得し続けると、現実は、我々がすでに抱えている非常に高額な選手たちの中にピート(・アロンソ)を組み込むことは難しくなる。それが現状だ」と、このままでは再契約の可能性は低いことを認める発言もしている。
2019年にメジャーデビューしたアロンソは通算で打率.249、226本塁打、586打点をマークしてきた。メッツ一筋の大砲はこれでチームを去るのか。オーナーの発言が現実を物語っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]