大谷翔平を獲得するのはどこ?メジャー30球団の可能性を米大手メディアが検証

2023年1月27日(金)18時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 米大手メディアもその去就への関心が高いようだ。

 来オフ、フリーエージェントを迎えることで、他球団への移籍の噂が連日のように伝えられているエンゼルスの大谷翔平に対し、米スポーツ放送局『FOX SPORTS』が1月26日、公式サイト上で、MLBそれぞれの球団について、移籍の可能性を考察するトピックを配信した。

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 上位に記されているのは、これまでも獲得へ動くことが有力視されてきているメッツ、ドジャース、パドレス、ヤンキースの4球団。メジャーでも財政面で豊かと言われる球団が並んでおり、「オオタニの契約には、スティーブ・コーエンがコレアに与える予定だった 3億1500万ドルよりもはるかに多くの金額が必要になる可能性が高いが、彼は次のオフシーズンに最大のスターを確保する意欲をさらに高めるだろう」と今オフも大型補強を進めるオーナーの思惑に言及。

 さらにパドレスには「勝つチャンスがあり、西海岸にとどまることが魅力的であれば、パドレスにも有利に働くはずだ。サンディエゴの所有者はチームが1998年以来初めて、リーグチャンピオンシップ進出を果たした後も、さらに強化を続けようとしている」として、大谷獲得への見込みを述べている。

 また、「次のグループ」として、ジャイアンツ、カブス、レッドソックス、レンジャーズが紹介されるも、これらの球団は可能性が低いと指摘。巨額の契約金が必要になるとともに、大谷自身が勝利への意欲を表していることにも触れ「これらの4チームが最も才能のある選手と契約したい場合は、何をしなければならないかを知っている。彼らは勝たなければならない。2023年にオオタニの獲得競争に加わるだけの成績を残すことだ」と強調した。

 さらに、フィリーズ、マリナーズ、ブレーブスなどの球団は「ダークホース」と称されている中で、ブレーブスに関しては経営面以外での評価が高い。「アトランタほど長期的に成功するために適したチームはほとんどない。そのため、もしオオタニが長年の勝者となることを望むなら、ブレーブスは素晴らしい選択である」として、5季連続地区優勝を成し遂げているブレーブスであれば、大谷の理想のチームであると説いている。

 それ以外の球団では「もしオオタニがマーリンズと契約したら、1年以内にトレード」「ホワイトソックスのオーナーは90年代のブルズでマイケル・ジョーダンを維持するために現金を出すことを望まなかった」として、独特の表現で何れも日本人スター獲得の見込みは少ないものと綴っている。

 やはり、唯一無二の才能を発揮し続ける大谷獲得が可能となる球団は、メジャー30球団の中でも限られるようだ。十分な獲得資金、チームの競争力などを備える、大谷と新たな契約を結ぶにふさわしい球団がどこになるのか、今後さらに注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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