ヘタフェが後半ATの劇的弾でセビージャと価値あるドロー…柴崎は60分まで出場

2018年1月29日(月)4時36分 サッカーキング

柴崎は3試合連続となる先発出場を果たした [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第21節が28日に行われ、MF柴崎岳が所属するヘタフェはアウェイでセビージャと対戦した。この試合でもスタメンに名を連ねた柴崎は、これで3試合連続の先発出場となった。

 試合はボールを保持して主導権を握るセビージャと、機を見てカウンターを繰り出すヘタフェという構図で進んでいく。柴崎も自陣から長い距離をドリブルで駆け上がって攻撃の起点となったシーンなどで存在感を示し、攻守両面で精力的に動き回ってチームに貢献していた。

 柴崎が60分に交代でピッチを後にしてからも構図は変わらずに膠着状態が続いたが、72分についに試合が動く。ペナルティエリア内でパスを受けたパブロ・サラビアが、深い位置からグラウンダーで中央に折り返す。このボールをルイス・ムリエルが体勢を崩しながらゴールにねじ込み、攻め立てていたホームのセビージャに貴重な先制点がもたらされた。

 そのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、諦めずに攻勢に出たヘタフェがドラマを起こす。ゴール前に入れられたロングボールに反応したフアン・カラが相手GKと競り合い、こぼれたボールに反応したアンヘル・ロドリゲスがボレーシュートをゴールに突き刺した。最後の最後に訪れた大きなチャンスをものにしたヘタフェが、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合は1−1で終了。終了間際に劇的な同点弾を決めたヘタフェが、強豪セビージャを相手にアウェイで貴重な勝ち点1をもぎ取った。

 次節、ヘタフェは2月4日にホームでレガネスと対戦。セビージャは2月3日にアウェイでMF乾貴士が所属するエイバルと対戦する。

【スコア】
セビージャ 1−1 ヘタフェ

【得点者】
1−0 72分 ルイス・ムリエル(セビージャ)
1−1 90+3分 アンヘル・ロドリゲス(ヘタフェ)

サッカーキング

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