エヴァートン、元バーンリーのダイチ監督就任を発表「このチームにはクオリティがある」

2023年1月30日(月)23時11分 サッカーキング

ダイチ監督が就任 [写真]=Everton FC via Getty Images

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 エヴァートンは30日、イングランド人指揮官ショーン・ダイチ氏の新監督就任を発表した。

 エヴァートンはプレミアリーグの20試合を消化した時点で勝ち点「15」の19位。8戦未勝利(2分6敗)の現状を受け、23日にフランク・ランパード前監督を解任していた。

 現在51歳のダイチ氏は、現役時代にノッティンガム・フォレストやワトフォードなどでDFとして活躍。2007年の現役引退後に指導者へ転身し、ワトフォードのアシスタントコーチや監督を経て、2012年10月にバーンリーの監督に就任した。同クラブでは古典的な「4−4−2」のシステムをベースに、2度のプレミアリーグ昇格を達成。2017−18シーズンには7位でヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ出場権獲得にまで導いた。しかし、昨年4月、成績不振に伴い指揮官を解任されていた。

 2025年夏までの契約にサインしたダイチ監督は、エヴァートンのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「エヴァートンの監督になることを光栄に思う。この素晴らしいクラブを再び軌道に乗せるために、私とスタッフは準備万端、熱意をもって取り組んでいる」

「エヴァートンの熱狂的なファンのことも、このクラブが彼らにとってどれほど貴重な存在であるかも知っている。私たちは働く準備ができており、彼らが望むものを提供する準備ができている。そのためには、汗をかき、努力し、クラブが長い間守ってきた基本原則に立ち戻ることから始める」

「私たちは、良い感覚を取り戻したい。ファンも必要だし、団結も必要だし、全員が足並みを揃える必要がある。それは私たちスタッフ、選手から始まる。私たちの目標は、働き、戦い、胸のバッジに誇りを持つチームを作ることだ。そうすれば、ファンとのつながりも急速に深まるだろう」

「このチームにはクオリティがある。しかし、彼らを輝かせなければならない。それが私とスタッフの仕事だ。自分たちのスタイルで、しかも勝てるように改造していきたい。戦術的、技術的にしっかりと構築し、選手たちに組織を与え、自由にプレーさせ、サッカーを楽しませたい。だが、その前にまずは勝利が必要だ」

サッカーキング

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