キャンプは全然好きじゃない!鳥谷敬氏が感じるプロ野球キャンプの効率面「時間もったいないなあと」
2023年2月1日(水)11時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images
いよいよ12球団一斉スタートとなるプロ野球春季キャンプ。
各チームが優勝へ向け本格始動となる。
このキャンプで選手たちは各々の課題をクリアにし、レベルアップをはかりにいく。
そんなプロ野球のキャンプについて、元阪神・ロッテで活躍した鳥谷敬氏が、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」に出演し、自身の経験を踏まえキャンプのあり方について語った。
【動画】日本とメジャーはキャンプの質が違う!
MCの田中氏からのキャンプは好きかという問いに対し「全然好きじゃない」とキッパリ答えた鳥谷氏。
その主な理由として「時間がもったいない」というが、実際に現役時代キャンプで練習に参加する中でこのようなことを感じていたという。
「チーム練習なので、皆で合わせると、それだけで時間がかかるじゃないですか。例えばノックをしますといっても、20分で1人3球くらいしか受けられない。それじゃあ全然上手くならないなあと(笑)外野手だとバッティング練習で飛んできた球を追う練習ができるけど、内野手だとほぼ飛んでこないですし。時間もったいないなあと思いながらいつも練習に参加していました(笑)」
限られた時間でありつつも、チームで練習するが故に起こるこのもどかしさ。
その上で鳥谷氏は、集団練習をするにあたり、自身の中でこのような捉え方をしていたという。
「キャンプ中皆でやっている練習は『調整・合わせ』。それ以外の時間は『練習』だと思ってやっていました。全体練習が始まる前にトレーニングをしたり、終わった後に打ったり。もちろん合わせないといけない部分はあるんですけどね。
例えば投内連携をするときも、ミスをしてもう1本お願いしますとできるまで何度も受けないで、1本ずつにして欲しいなと。20人でやっていて1人1分取っていたらこれだけで20分無駄にしている。それだったら、別で自分で20分練習をしてきて、この1分で収めて欲しいなと思いますね」
常に練習にストイックであった鳥谷氏だからこそ感じるキャンプでの効率面。
動画内では共に収録に参加した川﨑宗則氏が感じるキャンプのあり方についても語られている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]