プロ野球15年ぶり1日3本の満塁本塁打 前回も今回も居合わせた投手にネット注目「さすが妖怪左投げ」
2025年5月10日(土)21時57分 スポーツニッポン
プロ野球は10日、1日6試合で3本の満塁本塁打が飛び出した。
日本ハム—楽天戦(エスコンF)で日本ハムの万波中正、楽天の村林一輝。西武—ロッテ戦(ベルーナD)で西武・ネビンが放った。
1日で3本の満塁本塁打が飛び出すのは、2010年6月20日に西武・細川亨、日本ハム・小谷野栄一、金子誠がマークして以来、実に15年ぶり。
ネット上では、その時もこの日もマウンドに上がっていた鉄腕が話題に上がった。
その投手とは日本ハムのリリーフ左腕・宮西尚生。この日は1点リードの6回2死二塁でマウンドに上がり、楽天のルーキー・宗山を3球三振。火消しに成功してガッツポーズを見せた。
そして15年前。6月20日のオリックス—日本ハム戦(京セラD)の8回、小谷野栄一と金子誠がともに満塁本塁打を放った。1イニングで2発のグランドスラムを浴びたのはオリックスの5番手・阿南徹だった。
この試合、宮西は先発・ケッペルのあとを受けて3—1の7回に登板。15球で3者凡退に抑えている。
当時、宮西は入団3年目。15年が経ち、再び満塁本塁打の記録がつくられた試合でもマウンドに上がっていた。ネット上では「宮西登板してて草」「しっかり宮西が投げてて面白い」「どちらも登板して抑えてる。15年も第一線にいるのが凄すぎる」「さすが妖怪左投げ」など称賛の声が集まった。