はやくもカミナリを落とした阪神・岡田監督に球界OBも注目!「雰囲気は全く違う」と昨年との違いも指摘

2023年2月7日(火)17時48分 ココカラネクスト

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 今月から始まったプロ野球の春季キャンプは、すでに各球団からさまざまな話題が聞こえてきている。

 その中でも、今季15年振りに阪神復帰となった岡田彰布監督(65)の一挙手一投足が各メディアを賑わせている。

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 今月5日には非公開練習の最中、古巣に復帰後初めてのカミナリを落としたとして大きく報じられた。キャンプ序盤とはいえ守備面での連携で選手たちの動きの拙さが、はやくも指揮官の逆鱗に触れたわけだ。

 矢野燿大前監督(54)のもと、「明るさ」がテーマだった昨季までの雰囲気も一変することが予想されていた中、岡田監督のこのアクションは、再スタートを切る阪神を象徴するかのような出来事だ。自身が成し遂げた2005年のリーグ優勝以来となる頂点を目指す上でも、早い段階でチームの決め事を徹底させることが前提であるという強い意識が感じられることとなった。

 そして今回のニュースには、球界の大物OBも阪神が今季優勝を目指す上での意気込み、さらには岡田監督のカラーが表れているとコメントしている。

 現役時、大洋(現DeNA)や日本ハムでプレーし、現在は野球評論家として活動する高木豊氏が自身のYouTubeチャンネル『TAKAGI YUTAKA BASEBALL CHANNEL』を更新。2月7日配信の「【阪神岡田監督激怒】『岡田監督らしさを感じる!!』非公開での練習でミス連発!高木が感じる岡田野球とは…」の中で、今季の岡田阪神について持論を述べている。

 高木氏は今季のキャンプについて「観ている感じは(昨年までと)雰囲気は全く違うよ」と印象を語っており、「去年は明るくワーワーやってたけど、今年のキャンプは一つのことに対して考えを持ちながらやってる感じがする」と昨季のキャンプとの違いを強調。さらに「戦うためにどう考えるか、上手くなるためにどう考えるのか、というものを思考しているという顔つきでキャンプが行われている」とここまでのチーム状況を振り返っている。

 また、今回の岡田監督の非公開練習時の一件については、新たなポジションでのミスは仕方ないとしながらも「矢野監督時代、優勝できなかった原因は守備にあるからね。守備が足を引っ張っていた」と昨年までのウィークポイントを指摘。「だからカミナリを落とすし、意識を高く持ってやってくれということだと思うよ」と岡田監督の心情を読み解いている。

 高木氏は他にも、広島の菊池涼介、田中広輔の二遊間を例に挙げ「守備が固まって3連覇が出来た」と述べ、その上で「守備っていうのは長丁場を戦う上で凄く大切なんだよね」として、ペナントレースを戦う中での守備の重要性にも触れている。

 まだ始まったばかりのキャンプで、ここからどのように守備を構築していくか。猛虎復活に向け、日本一を知る岡田監督の手腕に今後も要注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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