山本由伸、今永昇太、松井裕樹が公式予想の「オール・ルーキーチーム」に選出!2024年は「200奪三振達成」「打者を困惑させる」

2024年2月15日(木)16時30分 ココカラネクスト

今永、山本、松井の3人がどんな成績を残すのか楽しみだ(C)Getty Images

 今季、新たにMLBでの戦いを求め、メジャー契約を結んだ日本人プレーヤー3選手への期待が膨らみ続けている。メジャー公式サイト『MLB.com』が現地時間2月14日、「2024年、オール・ルーキーチーム予想」と銘打ったトピックを配信した。

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 その中では、今季のルーキー全体からポジションごとに、好成績を収める選手を予想する内容となっており、先発投手としてドジャースの山本由伸、カブスの今永昇太、さらにリリーフでパドレスの松井裕樹が紹介されている。

 野球データサイト『FanGraphs』の予想システム「Steamer」によって、総合的な勝利への貢献度を示すWARなどの指標や主なスタッツをはじき出している中で、山本については「29試合登板、防御率3.98、奪三振200、WAR3.4」との予想となっている。

 同メディアは「ルーキーであろうとなかろうと、ヤマモトほど今季スポットライトを浴びている選手はいないだろう。日本ではパ・リーグMVPに3度輝いた。契約金もMLB史上最高額。そしてクラブハウスには4人のMVPがいる」と主張。さらに「200奪三振を達成すると予想される14人の投手の1人でもある」などと綴っている。

 また、同じくスターターとして選出されている今永には「26登板、防御率3.84、奪三振150、WAR2.6」という数字が並ぶ。その上で、「昨年のワールド・ベースボール・クラシックを観た人なら、イマナガがマウンドに何をもたらすかはご存知だろう。彼は大会中、6イニングを7奪三振、無四球で投げ抜き、伝説の決勝戦、対アメリカ戦では日本チームの先発を務めた」として、昨年の大舞台での活躍を回想。

 加えて「この30歳の左腕は、ヤマモトほど強烈ではないが、昨シーズンのNPBでの四球率4%が証明しているように、確かなコントロールを持っている」と制球力のクオリティを称えている。

 そして、救援投手として挙げられている松井に対しても、今季の成績を「64登板、防御率3.33、奪三振80、WAR 0.7」と分析。「マツイはキャリアの初期にはマルチイニング・リリーバーだったが、NPBでの過去3シーズンは1イニング投手として極めて支配的だった。152イニングを投げて95セーブ、214奪三振。ユニークな才能とフィジカルの融合は、メジャーリーグの打者を困惑させるかもしれない」などと、活躍を見通している。

 予想される数字や、公式サイトの見解からも、3選手とも、チームの主力としてのパフォーマンスが期待されている。2024年はこれまで以上に、メジャーの舞台で日本人ルーキーが輝きを放つシーズンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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