新加入選手も笑顔になるチームリーダーの“振る舞い”に「雰囲気は最高潮」　応援チャントで盛り上げる姿に「家族だ」

ベッツがキャンプ中の内野ノックでチームメイトを盛り上げた(C)Getty Images

　米アリゾナ州のグレンデールで春季キャンプを行っているドジャースのムーキー・ベッツが、韓国プロ野球から新たに加入したキム・ヘソンを盛り上げる様子が公開された。

【動画】チームリーダーが“盛り上げ役”に　ドジャースの雰囲気が伝わる内野ノック

　『ドジャース公式X』は「ムーキーがヘソンの応援チャントを始める」と、映像を添えて投稿。野手が内野ノックを行っている中、キムの出番がくると、ベッツが「Everybody！(みんな！）」と声を掛け、ドジャースファンがスタンドで行う「レッツゴー！ドジャース！」の掛け声を発してその場を盛り上げた。
　
　この映像を見た米国のファンは「このチームが好きだ」「今年も雰囲気は最高潮だ」「単なるチームではない。家族だ」と、心を動かされたようだった。

　いまや世界最強のドジャースの中で、チームリーダーとして存在感を発揮するベッツは、今季から再び内野に挑戦する。

　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「ベッツは内野手に戻り、内野手と外野手の両方でゴールドグラブ賞を受賞した史上3人目の選手として野球の歴史に名を刻もうとしている」と記した上で、「ベッツにとって、チームの成績が良くなければ個人的な功績はそれほど意味をなさない。また、チームの勝利に貢献できれば、どのポジションでプレーするかは気にしない」と伝えている。

　ベッツ自身も「私はチームにとってベストなことをしているだけ。チームにとってベストだと思うことをしている。私は野球選手だと思っているし、グローブをはめれば、かなり上手くやれると思う」と、チームのためにベストを尽くす決意を示しているという。

　先頭に立ってドジャースを引っ張るベッツ。新加入のキムにもチームに溶け込んでもらおうと迎え入れる姿勢はさすがだ。投打で大型補強を行い、新戦力も加わったドジャースのチーム力から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]