ファンウェルメスケルケン際、神戸に勝利で自信深める 「目指しているサッカーは間違っていないという証明になった」

2024年2月17日(土)17時23分 サッカーキング

ファンウェルメスケルケン際[写真]=金田慎平

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 17日に国立競技場で『FUJIFILM SUPER CUP 2024』が行われ、川崎フロンターレはヴィッセル神戸を1−0で下して優勝を果たした。試合後、川崎Fのファンウェルメスケルケン際がミックスゾーンでメディア取材に応じた。

 この試合でファンウェルメスケルケン際は右サイドバックで先発出場すると、攻守に存在感を発揮。48分にはフリーキックのこぼれ球に反応し、チームの決勝弾を記録した。

 試合後、ミックスゾーンに現れた同選手は、まず「タイトルを獲らなければいけないシーズンなので、まず一番初めのタイトルをこのチームで獲れたことが本当に嬉しいですし、チームの自信にもなるので、良い試合になりました」と優勝を喜び、自身の得点については、「試合前から得点を決めたらベンチに走って、みんなで分かち合いたいと思っていました。本当に(ゴールが)取れるとは思っていなかったですけど(笑)。それが出来たことは嬉しく思います」と振り返った。

 オランダでプロキャリアを歩み、今季から川崎Fに加わったファンウェルメスケルケン際にとって、これが国内でのプロデビュー戦となった。実際に国立競技場のピッチに立ってみた感想については、「デビュー戦が国立競技場でタイトルがかかった状況というのは、周りを見渡しても、ほぼないような状況だと思います(笑)。家族も含め、いろいろな方が見に来てくれていたので、その前でゴールを取れて、タイトルを獲れたことは嬉しく思います」と話していた。

 川崎FはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16・1stレグのアウェイ山東泰山戦から中3日のため、スタメンを11人全員入れ替えた。そのなかで、神戸に勝てたことは、今後の自信につながるはずだ。

 同選手も「川崎Fにはみんな質が高い選手がいますし、日々の練習から120パーセントでやっているので、メンバーを代えてもこれだけできると思います。鬼木監督もそうだと思いますが、良い収穫になったと思うので、気を引き締めながら、この勢いのまま、ACLとリーグ戦に向かっていければいいなと思います」とコメントし、「リーグ戦とタイトルがかかった試合では、また変わると思う」と前置きしながらも、今後に向けて「このメンバーで目指しているサッカーは間違っていないという証明になったので、チームとしていい自信になりました」と話していた。

 今後、川崎Fは中2日でACLラウンド16・2ndレグで山東泰山と対戦し、そこから中3日でJ1リーグ開幕節のアウェイ・湘南ベルマーレ戦に臨む。

 

サッカーキング

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