ファーディナンド氏に人種差別投稿した男性に禁固12週間、執行猶予1年の判決

2022年3月1日(火)23時12分 サッカーキング

ファーディナンド氏に対し人種差別投稿した男性に執行猶予付き判決が下った [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Uやイングランド代表で活躍し、現在は解説者として活躍するリオ・ファーディナンド氏に対する人種差別で逮捕された男性に執行猶予付きの判決が下ったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ファーディナンド氏は解説者として昨年に行われたEURO2020の決勝戦を解説していたが、イングランド代表がイタリア代表に敗れた後、同氏のSNSに人種差別的投稿が届いていた。

 捜査の結果ロバート・ウィッペが種差別的な内容の絵文字を含むメッセージを送ったとして逮捕。警察の事情聴取を受け、投稿は認めたが、人種差別的な意図は否定し、絵文字は無作為に選んだと主張していた。

 この件に関して裁判が行われファーディナンド氏は欠席したものの文書で「全体的に不快で, 深く動揺した、私の肌の色への敵意によって突き動かされている。この人物は明らかに人種差別主義者だ。私がこれを見なければならない状況、そして私の子どもたちがこれを見られる状況に非常に動揺している。こんなことをしてもいいと思う人たちがいることに嫌悪感がある」と強く非難。裁判の結果12週間の禁固刑、12ヶ月の執行猶予が言い渡されたようだ。

 検察庁(CPS)のマシュー・ガントレット氏は「完全に不当な行為でありサッカー界に巣くう病の一部だ。CPSは撲滅のためにその役割を担っている。リオ・ファーディナンドにとっては苦痛な時間であったに違いないのに、この起訴に協力し、支援してくれたことに感謝したい」とコメントしている。

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