パルマと契約延長…ブッフォンがクラブへ思いを巡らす「絆はさらに強くなっている」

　パルマ（セリエB）と2024年6月30日まで契約を延長した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが自身の公式Instagramを更新し、胸中を明かした。

　現在44歳のブッフォンはパルマの下部組織出身で1995年11月にトップチームデビュー。1998−99シーズンにはコッパ・イタリア、UEFAカップ、イタリア・スーパーカップ戴冠を成し遂げた。2001年夏にユヴェントスへ活躍の場を移したブッフォンは在籍19シーズンで（2018−19シーズンはパリ・サンジェルマンでプレー）公式戦通算685試合に出場し、11度のセリエA優勝を筆頭に数多くのタイトル獲得に大きく貢献。また、イタリア代表では歴代最多の176キャップを誇り、2006年に開催されたFIFAワールドカップ ドイツで同国代表を優勝に導いている。

　2021年夏にユヴェントスを退団したブッフォンは20年ぶりにパルマへ復帰。2月5日に行われたセリエB第21節ベネヴェント戦に先発出場した同選手はゴールマウスにカギをかけ、GK史上初の通算500試合無失点を達成した。

　パルマは2月28日、ブッフォンとの契約を2024年6月30日まで延長することを発表。同選手は自身の公式Instagramを更新し、心境を綴った。

「今日は、僕にとっても家族にとっても良い日。2024年までパルマとの契約を更新した。数ヶ月前、僕はこの街と人々との深い絆に惹かれ、ここに戻ってきたんだ。今、この絆はさらに強くなっている」

「僕は最初から会長のプロジェクトと、この新しい仲間を信じていた。だからこそ、自分が貢献できると確信できたし、今後数年間はそうしていきたいと思う」

「ファンも街も、そして子供たちも幸せになってほしい。今日、この4人が一緒にいてくれたおかげで、特にイリアのおかげで、年齢の重みを感じることはない！　フレッシュなエネルギー、ポジティブなエネルギー、そして美しい夢だけを一緒に実現しよう」