元サンフレッチェ広島所属を意識？名古屋グランパスのチケット販売宣伝に賛否

　3月2日に日本代表MF相馬勇紀擁する町田ゼルビアとの一戦を控えている名古屋グランパス。前日の3月1日から、明治安田J1リーグ第11節サンフレッチェ広島戦のファンクラブ先行チケットの販売を開始したが、クラブ公式Xアカウントにおける宣伝を巡り、賛否が湧き起こっている。

　Xアカウントに投稿された画像では、豊田スタジアムを背景にMF森島司、MF稲垣祥、DF野上結貴、MF浅野雄也の4選手が掲載。「勝ち獲れ勝利を」というメッセージも添えられているが、4選手はいずれもかつて広島でプレーしていた。

　それだけに、このチケット販売宣伝には「広島を意識して、この4選手を使っているのかな？」「これ選手のチョイス狙っているだろ」「良くもまあこれだけ集めるわ」「過去にもレギュラークラスで元広島って選手多い気がする。広島って優良物件化か？」「めっちゃ広島サポ煽っているじゃん」「なかなか面白いプロモーション」といった声が挙がる一方で、「センス悪い」「なんかほんと嫌いだわ」など否定的なコメントも寄せられている。

　なお森島は特別指定選手時代を含めて、2023シーズン途中まで広島でプレーした後、同年8月に名古屋へ完全移籍。稲垣は2017年から3シーズンにわたり広島に在籍していたが、2020年から名古屋の主力選手として活躍している。

　また野上は2016シーズン途中から6年半にわたり広島でプレー。2022シーズン終了後に名古屋へ完全移籍している。そして日本代表FW浅野拓磨の実弟である浅野雄也は、2019年8月から2022年まで広島に在籍した後、北海道コンサドーレ札幌で2年間プレー。札幌のJ2降格もあり、2024年12月に名古屋へ加入している。