F1、新型肺炎対策プランを発表。空港、サーキット等で検疫を実施へ

2020年3月10日(火)12時13分 AUTOSPORT web

 新型コロナウイルスへの感染が世界的に拡大するなか、F1は、人々の安全を確保するため、グランプリプロモーター、政府機関、保険当局と、継続的にコミュニケーションをとり、対策を講じていくという。


 開幕戦オーストラリアGPを前に、F1は声明を発表、感染リスクを最低限にとどめ、人々の健康を守るために必要な措置について評価し、実行する上で、科学的なアプローチをとっていくと述べた。


 すでに中国GPは延期、バーレーンGPは無観客で開催されることが決まっている。他のグランプリについては、現時点では予定どおり開催される見通しであり、安全な形で実施するため、F1は日々、状況を注視している。


「ウイルスの流動的な性質を考慮し、この状況に対してF1は引き続き科学的なアプローチをとり、公的保険当局からの日々のアドバイスや、各プロモーターのアドバイスあるいは措置に基づいて行動する」とF1の声明には記されている。


「F1はイングランド公衆衛生局からのアドバイスに基づいて、必須ではない移動を取りやめるなど、多数の措置を実施している。今後、専門家チームが、空港、乗り継ぎ地点、サーキットに配置され、疑わしいケースの診断、管理、抽出に重点的にあたり、人々の保護に努める。疑わしいケースに対応するため、プロモーターは、特注の検疫ポイントを設置する」


「F1、FIA、すべてのチームおよびプロモーターにとって、人々の安全が常に最優先事項である」



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