日本凱旋で経済効果は240%増! 米メディアが大谷翔平の驚異的な影響力に愕然「チケットはもはや天文学的な値段」
2025年3月14日(金)7時0分 ココカラネクスト

その身一つで経済を大きく回している大谷。(C)Getty Images
球界屈指のタレント力を誇る“銀河系軍団”ドジャース。その中にあってひときわ異彩を放つのが、大谷翔平だ。二刀流として現球界で唯一無二のプレーを続ける偉才は、グラウンド内外で驚異的な効果を生み出している。
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とりわけ圧巻なのが、彼が生み出す経済効果だ。米メディア『The Athletic』がリポートした記事によれば、大谷がドジャースに入団してから日本における球団関連商品の売り上げは2000%増。今後5年間で日本でのグッズ売り上げが10倍になると見込んでいるという。
大谷の持つ影響力の大きさはメジャーリーグの酸いも甘いも知るレジェンドも脱帽するばかりだ。米YouTubeチャンネル『Foul Territory』のホストを務める元ホワイトソックスの捕手AJ・ピアジンスキー氏は、「オオタニは他の誰とも違う。日本をはじめ、世界中で注目され、影響させる存在なんだ」と強調。二刀流スターの持つ価値を絶賛した。
無論、来る3月18日に東京ドームで実現するカブスとの開幕シリーズにおける収益も、かなりの規模となる想定となっている。米誌『Sports Illustrated』は「日本での試合のチケット価格は異常な高値となっている」と指摘。「ファンは入場だけでかなりの金額を支払うことになるが、日本のファンはショウヘイ・オオタニを見るために殺到している」と料金高騰にもかかわらず、争奪戦の様相を呈しているチケットの売り上げに舌を巻いた。
「1試合2000ドル(約31万円)は、試合チケットの金額としてはもはや天文学的な値段だ。しかし、それでもチケットはかなりの売れ行きだという。こういった試合が日本で開催されることで、ドジャースは国際市場を拡大するチャンスを得ている」
また、米メディア『Front Office Sports』もドジャースが大きな恩恵を受けている“大谷フィーバー”を解説。「ショウヘイ・オオタニの凱旋は、今の日本にとって大きな出来事であり、東京シリーズの需要とチケット価格を急騰させている」と二刀流スターの影響力の凄まじさを論じている。
「もはやMLB自体が『オオタニブーム』に乗ろうとしている。今回の東京での開幕シリーズのスポンサー収入は、リーグ史上最大の国際ブランド契約イベントであった昨年のソウルシリーズに240%も上回ると予想されており、プレーボール前から経済的利益が出始めている状況だ」
グラウンド内での金字塔だけでなく、莫大な収益も生み出している大谷。その規模の大きさが、彼の偉才ぶりを如実に物語ると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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