ロディ弾を守り切ったアトレティコがベスト8進出！　マンUは1点が遠くCL敗退

　チャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16セカンドレグが15日に行われ、マンチェスター・U（イングランド）とアトレティコ・マドリード（スペイン）が対戦した。なお、両チームはファーストレグで1−1と引き分けている。

　序盤から相手ゴールに迫るマンチェスター・Uは13分、ブルーノ・フェルナンデスのクロスにエランガが合わせたが、シュートはGKの頭に当たりポストを叩く。

　一方のアトレティコ・マドリードは16分、ロドリゴ・デ・パウルのミドルシュートが枠を捕えるがこれは守護神ダヴィド・デ・ヘアがビッグセーブでゴールマウスを死守する。

　すると34分、アトレティコはショートカウンターを仕掛けると、最後はマルコス・ジョレンテのクロスにピタリと合わせたジョアン・フェリックスがゴールネットを揺らす。しかしジョレンテが抜け出す際にオフサイドがあり、ゴールは認められなかった。

　それでも41分、アトレティコは右サイドのジョアン・フェリックスがアントワーヌ・グリーズマンにヒールパスを通す。するとグリーズマンのクロスにレナン・ロディが頭で合わせてゴールネットを揺らし、守備の時間が続いたアトレティコが先制に成功した。

　前半終了間際にはマンチェスター・Uがチャンスを迎えるが、ここは守護神ヤン・オブラクのセーブに阻まれ、マンチェスター・Uは1点ビハインドで試合を折り返した。

　マンチェスター・Uは66分、エリア左でフリーキックを獲得すると、ブルーノ・フェルナンデスがゴール前に絶妙なクロスを放つ。クリスティアーノ・ロナウドとハリー・マグワイアにはわずかに合わず、決定機を物にすることはできなかった。

　続く77分、マンチェスター・Uはセットプレーからラファエル・ヴァラン、クリスティアーノ・ロナウドが立て続けに枠内シュートで狙うがどちらもGKオブラクの牙城を崩すことはできない。

　終了間際には、セットプレーのチャンスにGKデ・ヘアが上がって総攻撃を仕掛けるが、試合はそのまま終了し、ロディのゴールを守り切ったアトレティコが1−0で勝利。2戦合計1−2となり、マンチェスター・Uはラウンド16で姿を消すこととなった。

【スコア】
マンチェスター・U　0−1（2試合合計：1−2）　アトレティコ・マドリード

【得点者】
0−1　レナン・ロディ（アトレティコ・マドリード）