BYD、クロスオーバーSUV『シーライオン7』の予約受付を開始。早期購入特典も用意
2025年3月18日(火)18時30分 AUTOSPORT web

年明けの1月末にもその概要がアナウンスされていた、中国の巨人BYDが放つ日本導入モデル第4弾のクロスオーバー型e-SUV『BYD SEALION 7(シーライオン・セブン)』が、この3月15日より事前予約受付を開始。希望小売価格および仕様の詳細等については本格発売日の4月15日を待つ必要があるものの、早期購入特典として6月30日までに登録を完了すると、ETC車載器やドライブレコーダーなど、人気アイテムが無償で提供される。
年初の『東京オートサロン2025』で初披露されていた同車は、海洋生物の自由さや美しさから着想を得たデザイン・フィロソフィーのもと開発されたBYDの“海洋シリーズ”のトップモデルらしく、伸びやかでエレガントな外観が特徴的なクロスオーバーe-SUVとなっている。
改めてそのボディサイズは、全長4830mm、全幅1925mm、全高が1620mmのスリーサイズとなり、ホイールベースは2930mmを確保。おなじみリン酸鉄リチウムイオン電池となる“ブレードバッテリー”の搭載により、車両重量も後輪駆動版で2230kg、同AWD版で2340kgと同クラスのBEVとしては軽量な仕上がりとされる。
リヤアクスルには最高出力230kW(312PS)、最大トルク380Nmの永久磁石同期モーターが搭載され、4.5秒で時速100kmに達する優れたパフォーマンスを有するAWDでは、フロントにも160kW(217PS)/310Nmのモーターを追加。ともに総電力量82.56kWhとなり、WLTC値の一充電走行距離はそれぞれ590km、540kmとなっている。
そして前述のとおり、早期購入特典としてETC車載器やドライブレコーダーに加えて、車両の給電口に繋いで付属のコンセントに差し込むだけで、一般的な家電製品の使用が可能となる最大出力1500Wの電力供給を行うACタイプV2Lアダプターか、BYD Storeにて「カラオケ」のアプリを取得し、車内でカラオケ音源を流しつつ本格的な楽しみ方が可能な車載カラオケマイクのいずれかがプレゼントされる。
まだ本格発売前の同車をいち早く確認、体感できるイベントとして、3月22〜23日に神奈川県横浜市の山下ふ頭で開催される『JAFモータースポーツジャパン 2025 in 横浜』でも、車両の展示が予定されている。
・BYD JAPAN公式サイト:https://byd.co.jp